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お客様の為に言うべきことはきちんと伝える
「お客様は神様です」という言葉がありますが、お客様は完璧ではありません。
時には間違った行動をとってしまう場合があります。
お客様自身がそれに気付いているケースもあればそうでないケースもあります。
判断基準は「他のお客様の迷惑になるかどうか」という視点です。
他のお客様の迷惑になるようであれば、躊躇せずに注意すべきです。
例えば限度を超えて大声で話していたり騒いでいたりする場合です。
ここ数年では「携帯で音を出して動画を見る」ということもあります。
「お客様同士の会話は良くて何故動画の音声はいけないのか」という意見があるかもしれません。
ただ動画の音声は結構耳障りです。
お客様が少しでも気になるのであればそれは迷惑行為となります。
その線引きは難しいかもしれません。
お店によっても判断基準は異なるでしょう。
それがお店の方針であったり、個性であったりします。
お客様に支持されなければ、その方針や個性が間違っているということです。
「他のお客様の迷惑になっている」と判断した場合は、お客様にきちんと伝えます。
「すみません、もう少し静かにしていただけませんか」とか「動画の音量は切っていただけませんか」と率直に伝えます。
相手が常連のお客様でも遠慮はしません。
毅然とした対応が必要です。
以前(コロナ前)に半個室の部屋で6人くらいで盛り上がりすぎてしまった常連のお客様がいましたが、「ここはレストランなので、カラオケボックスに移動していただけませんか」と伝えたこともあります。
その後、実際に移動していただけましたが、その後も良くお店に来てくださり、良い関係が続いています。(コロナ禍は来店されていませんので、しばらくお会いできていませんが、、、)
一方で赤ちゃんの泣き声などは問題ありません。
赤ちゃんはそもそも時と場合を気にせずに泣くからです。
赤ちゃんの泣き声は心地よいBGMだと思っていれば良いという考えです。
周りのみんなでサポートしてあたたかく見守ってあげたいものです。
他のお客様にそれを強制するわけではありませんが、お店としてはそういったスタンスです。
なので、赤ちゃんが泣いて気まずそうにしているお母様には、「気にする必要はありませんよ。赤ちゃんは泣くものですし、当店はカジュアルイタリアンですので。」と伝えるようにしています。