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問題点を見過ごさない
飲食店を経営していると問題点が良く目につきます。
店舗に行くととにかく問題点ばかりと言っても過言ではありません。
改善したばかりなのに再び店舗に行くと改善前に戻っていて愕然とすることもあります。
それは調理等の味や品質管理、店舗のクレンリネス等で高いレベルを要求しているからです。
お客様にお金をいただく以上は経営者は妥協してはいけません。
目に付いた問題点は見過ごすことなく全て指摘する必要があります。
場合によっては自ら対処することも必要です。
指摘することは指摘する方もされる方もストレスになります。
知人の飲食店経営者と話した時に、「お店に行くと問題点ばかりが目に付いてしまう。指摘すると相手も不機嫌な顔になる。自分も気分が悪くなるので、なるべくお店に行かないようにしている。」と言っているのを聞いたこともあります。
指摘しない方が精神衛生上も良いかもしれませんが、一切妥協してはいけません。
「嫌われても良い」くらいの割り切りが必要です。
また問題点は全メンバーの共通認識にする必要がある為、ライングループ等のWEB掲示板で共有化するのが良いでしょう。
とにかく問題点を指摘し続けるのです。
店舗には必ず一人このような役割の人が必要です。
所謂「けむたい存在」というものです。
それは経営者である必要はありません。
スタッフの中にその役割を担える人がいれば良いのです。
いない場合は経営者が率先して指摘しましょう。
嫌われる覚悟を持って指摘しても、根底にお客様やお店を大切にする気持ち、そして何よりスタッフを大切にする気持ちがあれば関係が悪化することはありません。
お店の経営が傾いてしまったら、結果的にスタッフにも迷惑が掛かってしまいます。
何よりお客様や取引先の皆様にも迷惑をかけてしまいます。
迷惑をかけない為にも自信を持って指摘し続けましょう。