敬老の日に祖母を思う
私にはもう祖父母と呼べる存在はいないけど、私と一番近い関係だったのは父方の祖母でした。
気難しいところもあった祖母だけど、初孫である私は、ずいぶんかわいがってもらい大好きなおばあちゃんでした。3歳のときに妹が生まれ、母が妹にかかりきりに。おばあちゃんは、母に「今忙しいから」と後回しにされた私にいつも絵本を読んでくれる存在で、自分の中では絶対に自分を構ってくれる大切な人でした。一緒にどこかに出かけたりもしたけど、祖母の膝の上で何回も絵本を読んでもらったことが、いちばん大切な思