言葉の宝箱 0959【何をやるのか決める決断力。何をやらないかという決断力も必要】

『編集ガール』五十嵐貴久 ( 祥伝社2012/10/20 )

高沢久美子は出版社に勤める27歳、といっても経理部員。
会社には秘密だけれど、
単行本編集部に勤務する31歳の加藤学とは付き合って３年。
そろそろ結婚の話も出ているが、
ある日ワンマン社長の長沼からいきなり新雑誌の編集長に任命された。
以前適当に書いた企画書が通ってしまったのだ。
女性ファッションの通販雑誌を
自分で創刊するなんて、久美子にできるわけがない？
新編集部のメンバーは社内よりすぐりのツワモノばかり。
その上彼氏の学まで部下に。素人ばかりの編集部は前途多難。
久美子は書籍編集者の学を頼るが、どこかとんちんかん。
無事雑誌は創刊されるのか？
働く女子が悪戦苦闘する、お仕事×ラブコメディ。

・会話で取り戻せるものがあるなら取り戻したい　P225

・最終的に何をやるのか決める決断力。
何をやらないかという決断力も必要だと思う　P236

・乗ってるってことよ（略）
そういう時って大事よ。
勢いをうまく生かせば、万事うまくいく　P281