言葉の宝箱 0141【楽な道はありません。しかし、最短の道はある】
中堅メーカーの青島製作所の野球部はかつて名門と呼ばれたが、
ここのところすっかり成績低迷中。
会社の経営が傾き、リストラの敢行、監督の交代、廃部の危機。
野球部の存続をめぐって、社長の細川や幹部たちが苦悩する中、
青島製作所の開発力と技術力に目をつけたライバル企業
ミツワ電器が「合併」を提案してくる。
青島製作所、そして野球部はこの難局をどう乗り切るの?
負けられない勝負に挑む男達の物語。
・やりたいことがあるってのは、いいことだ。
お前の人生だから、どう生きるかはお前が考えて決めろ。
だが、これだけはいわせてくれ。
野球をやめたことを終点にするな、通過点にしろ。
いままでの経験は、必ずこれから先の人生でも生きてくる。
人生に無駄な経験なんてない。そう信じて生きていけ P188
・単なる思いつきならなら無数に出てくるが、
本当の意味での有益なアイデアとは、ある種の「発明」である。
そう簡単にものにできるはずもない P324
・ビジネスは、人間関係と同じです。
相手を尊重する気持ちがないところに、真の友情は育たない P370
・自分の人生がどうなるか知らないでいることこそ、本当の不幸です。
人間ってそういうものじゃないでしょうか P399
・ルーズヴェルト・ゲームだ(略)
野球好きのフランクリン・ルーズヴェルト大統領が、
一番おもしろいといった試合のことだ(略)
八対七の試合のことさ P427
・楽な道はありません。
しかし、最短の道はある P437