言葉の宝箱 0286【これでいい、と思った瞬間から進歩は止まる】
オリンピックはアスリートたちの夢の大舞台。
明城大学卓球部の成元雄貴もまた野心に燃えている。
わずか3メートル先に立つ相手との死闘。
瞬時に放たれる1打に込めた意思と意味。
卓球、競歩、ブラインドサッカーの奥深さも堪能でき、
各種目で日本代表を目指すアスリートを描くスポーツ小説集。
『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』に連なる再生物語第4弾。
・あきらめたら終わりだ P16
・これでいい、と思った瞬間から進歩は止まる P22
・戦いに人格や品のよさは求められない。
相手を罠にかけるずる賢さと、
執念深く粘着的な攻めが勝利に結びつく P27
・人に言われて初めて気づく自分の特質というものはある P42
・言葉にすることで自分に教えこむ(略)
くり返すことで骨の髄にまで刻まれていく P92
・負けた試合も生きてくる。自分の考え方次第 P105
・才能には欠けているかもしれない。
だが、夢への執念では絶対に負けていない P246
・スポーツとは、実は言葉で磨かれていくものなのだ P261
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