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言葉の宝箱 0166【無理は長続きしないからだよ。人間が、背伸びし続けることはできないだろ】

『「はじめまして」を3000回』喜多喜久(幻冬舎2018/6/20)


「私と付き合わないと、ずばり、死んじゃう」
彼女は天使のような笑顔で言った。
予知夢で繋がった二人の泣けるラブミステリ。

高校二年の友達の少ない理系男子北原恭介が
クラスの人気者牧野佑那から生まれて初めての「告白」をされた。
「昨日の夜、北原君に告白する夢を見たから」
「予知が外れると、不幸が襲い掛かるの」冗談みたいなことを言って、
ぐいぐい恭介の生活に入り込んでくる奔放な美少女。
恭介の頑なな理系のメンタルが次第に揺らぎ始め、
ついに想いが“本当の恋"へと変わろうとしていた、そのとき……。
恭介は笑顔を絶やさなかった
彼女が「ある重大な秘密」と「ある想い」をずっと抱えていたことを知る。

・頭脳労働で脳が大量の糖分を消費したらしい。
なんでもいいから腹に入れておこう P12

・趣味だからこそ真剣になれる P16

・無理は長続きしないからだよ。
人間が、背伸びし続けることはできないだろ P32

・俺は決めた。
目標に向かって、とにかく全力で突っ走るのだと(略)
今やれることを必死でやる。ただそれだけだ。
ついさっき生まれた、俺の人生の夢。
――もう一度、牧野と会う。
手段は選ばない。どんなことをしても、必ずそれを成し遂げてみせる P284

・顔や体や心が、一気にわっと熱くなる。
大好き!という気持ちが全身を満たしていく(略)
私は今、こんなにも幸せなのだ P299

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