「空気読まない」は日本を救う
今日の一言はヘンリー・デイヴィッド・ソロー。「足並みの合わぬ人を咎めてはいけない。あなたが聞いているよりもっと見事なリズムの太鼓に足並みを合わせているのかも知れない」
発達障害の人は仕事で空気が読めない、などと非難されることがあります。しかしその場のみで足並みが合わない事を絶対悪とすると視点が狭まります。しかし、その場で足並みが揃わないことは本当に絶対悪でしょうか。
年間2兆3000億円の損失
野村総研によると高度IT人材として活用が見込まれ、できない事により損失額は年間約2兆3000億円という推計でした。うち約1兆7000億円が低年収による損失、非就業損失、休業による損失、生産性低下による損失から成る労働関連の経済損失です。空気を読む事を過剰に評価し、その場で足並みが揃わない事を絶対悪とする事によりこれほど巨額の損失額が出ているわけです。
損失出さないためには
逆に言えばその場の足並みを絶対視せず、多様な個性を活用する事で2兆3000億円もの損失をカバーできるという事です。先程の調査では発達障害者はきちんと周りがサポートする事により一般平均よりも生産性が高くなる傾向がうかがえました。また、上司や同僚などに発達障害であることを伝えている場合も、生産性が一般平均とほぼ同等になることが分かっています。
強みの多様性を認める事は組織活性化と収益につながります。今日も強みを伸ばしましょう。
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