滅びる組織の特徴10選

あまり知られていない話をします。滅びる組織の特徴10選。主に兵書『六韜』より。

①リスク管理をコストととらえる
②短期的利益しか評価しない
③派閥争いがある
④ライバル組織への内通者が多い
⑤リーダーが所属メンバーに十分に利を与えられていない
⑥所属メンバー同士で意思疎通がない
⑦内情が他社に筒抜け
⑧リーダーが異性と金に弱い
⑨意思決定が遅く、しかも修正できない
⑩幹部に告げ口好きな者が多い

これらにあてはまる組織は遅かれ早かれ滅びます。容易く自壊するでしょう。敵をこのような状態にすれば手を出さずとも勝てます。

逆に、侵略から防ぎ強い組織を作るためにはこの逆をやれば侵略されません。人事で信賞必罰の基準をこれに沿って作れば良いだけです。優秀な幹部を育成するにはリーダーが利を与えつつ、徳をもって心服させる事ができるかどうかで決まります。

これができないリーダーも多いです。心服させるために必要な徳や義は、つまるところ相手の害を除き心が求める利を与える点につきます。搾取やリーダー個人の利の追求などは全て人が離れる要因になり、リーダーが孤立します。リーダーが孤立した組織は脆く、崩れるでしょう。

崩れないためには上記の逆の制度設計をするのが良いでしょう。これから、できていない組織が崩れる事例を多く目にするでしょう。あなたの組織は大丈夫ですか？
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