富士山が好きなんです。
お恥ずかしいのですが、年甲斐もなく、富士山を見ると舞い上がります。生まれて半世紀以上経ってもお登りさん的感覚のまま老いが進んでいます。
たまに見かける車の富士山ナンバーにはひとまず憧れ、ちょくちょく富士山のみえそうな方向に出かけ富士山を眺め、挙句の果て、毎日ベランダから富士山が見える終の住処を見つけて住み始めてしまいました。
別に、異常な富士山マニアではなく、怪しげな団体に洗脳されているわけでもなく、なんとなく富士山が気になっているだけだとは思うのですが。
生まれも育ちも富士山とは縁もゆかりもない北の大地に育ったのですが、どうしてこうも富士山に惹かれるのでしょうか、よくわからないのです。そのうち、醒めるのだろうか。
コニーデ形状の山なら○○富士と称され日本中のあちこちにありますけど、それらではないのです。ときめかない。なんだかよくわかりませんが、オリジナルの富士山限定な感情のようなんです。
天気のよい日は、ベランダからちょこんと見える富士山を眺めつつ、時間かけてゆっくり理由を考えてみます。
yoitenki4110