わたしの記事を読んでくれた人に取材先で偶然出会った話

雑誌の取材のため泊まりで観光地へ行った。フリーランスになって初めての出張だ。

スケジュールは予想以上に盛りだくさん。1日5軒くらい取材に行き、食べたり体験したり観賞したり。現地に住む人へのインタビューもある。

1軒目の取材先は飲食店。お話を伺いながら、おすすめメニューとコーヒーを味わう。カメラマンさんの撮影も一段落して一息ついていたとき、オーナーさんから声をかけられた。

「あの、違ってたらすみません。登山の記事を書いている方ですか？」

「えっ、は、はい。そうです」

「木の記事、読みましたよ！」

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なんと、わたしが書いた上記の記事を読んでくださったという。
（す、す、すごい！こんなことあるんだ）

「いやぁ。やっぱりそうでしたか。お名前見て、もしかしたらと思って」

オーナーさんはわたしの名刺を見て気づいてくれたらしい。本格的な登山をするわけではないけれど、「こんなのあるんだ」と思いながら読んでくれたそう。ご家族と一緒によくメディアをご覧になっているとか。

山にまつわる取材で伺ったわけじゃないし、どちらかというと海がきれいな観光地に行ったのに読者さんに出会うとは驚きだ。
でも、登山をしない人にも興味をもってもらえるのがなによりうれしい。
だって、わたしの愛用品は山以外でもつかえるものばかりだから。

ちなみに編集者さん経由で、メーカー様からも温かいお言葉をいただいた。

「いつも愛の溢れる文章に感謝していると何卒よろしくお伝えください！」

わたしのギア愛が伝わっていると思うとついにやけてしまう。
こういう感想をライターに伝えてくださる編集者さんにも感謝だ。
これからも愛をこめて記事を執筆します！