広島へ日帰り旅・アートとグルメ&お酒を満喫
オンラインサロン「京都くらしの編集室」でお世話になっている、イラストレーター・ライターの北 裕実さん(ゆみさん)が広島で個展を開催されています。ゆみさんが描く作品が大好きなわたし。これは絶対に見たいと思い、大阪から日帰りで行ってきました。
広島へ行くことを伝えると、ゆみさんがご一緒してくださることに。飲んで個展を見て食べて、また飲んでと盛りだくさんの旅の様子をお伝えします。
旅のはじまりは一杯のビールから
広島駅に到着し、お迎えに来てくれたゆみさんと向かったのは駅ビル地下1階の「ビールスタンド重富 ekie」。時刻は11時を少し過ぎた頃ですが、のん兵衛にはそんなのお構いなしです。
「一度つぎ」と「二度つぎ」のビールを1杯ずつ注文し、それぞれ飲み比べてみました。同じビールなのに苦味やすっきり感がまるで違う。もしや家で適当にグラスに注ぐだけではおいしさが半減している!? なかには3分かけて注ぐ「マイルドつぎ」もあって、ぜんぶ試してみたくなりました。
(ちなみに「二度つぎ」のほうが好みでした)
個展の会場、無印良品広島アルパークへ
おしゃべりしていたらあっという間に電車の時間。少し急ぎ足で駅に向かいます。広島駅からJRで新井口駅へ。駅からは徒歩3分ほどでアルパークにつきました。屋根があり、動く歩道もあるので楽ちんです。
広島アルパーク西棟の1・2階が無印良品。広々としたフロアの一角にオープンMUJIコーナーがあり、ゆみさんの素敵な作品がずらりと壁に並んでいます。
近づいてよーく見ると、色の濃淡やうっすらとした影、紙の質感が伝わり、どれも細部まで丁寧に描かれていることがわかります。
イラストに添えられた文字を読むと、まるで自分もそこに行って食べたような感覚になれるから不思議。食いしん坊にはたまりません。「こんな味かな?」と想像しながら拝見しました。
わたしが一番好きな(欲しい)イラストがこちら。
ワインと前菜盛り合わせとは、なんという魅力的な組み合わせ。実はこのスパークリングワインを飲んだことがあり、リピート買いしたほどお気に入り。こちらのモノクロバージョンを見せていただいたときに「あ!あのワインだ」とすぐに気づきました。
他にも、季節の食材を立体的に仕立てて無印良品の額に入れた作品や、広島エリアにあるカフェのスイーツなど、どれも素敵な作品ばかりでした。
無印良品広島アルパークではアイスクリームが販売されています。限定のハッサクアイスをワッフルコーンでオーダー。これ、ただのコーンではなく、グラノーラコーンなんです。
コーンは香ばしくてサクサク軽い食感。アイスはハッサクのさわやかな風味をしっかりと感じられ、あと味さっぱりでした。
平和記念公園近くのワインバーでランチ
無印でもおしゃべりがはずみ、予定していた時間から少し遅れてしまいましたが、ランチのお店に移動します。市電に乗って「土橋駅」へ。平和記念公園の西側に位置するワインバー「ウルル」に向かいます。
1階はカウンター、2階にはテーブル席が2つあり、こじんまりとしたスペースながら木のぬくもりも感じられ落ち着いた雰囲気です。
スパークリングワインで乾杯し、おすすめの品をいくつかオーダー。塩こうじをつかったかぼちゃスープや、地元広島県産の野菜がたっぷり添えられた前菜盛り合わせなど、素材を活かしたメニューが揃っていてワインとの相性もばっちりでした。
広島駅へ移動して、地酒をいただく
もみじまんじゅう、ハッサク大福、タンタンメンなど、大好きな広島グルメをお土産にしたくて売り場を2周、3周とまわります。残念ながらハッサク大福は買えませんでしたが、ときどき大阪でも手に入るので今日は我慢です。
せっかくなので地酒の試飲コーナーで日本酒も堪能。限定品も味わえ、販売されているラインナップもわたし好みでした。
(買って持ち帰ればよかった。。。)
さらに、ゆみさんおすすめのお店「串かつ寅卯」で地酒や広島グルメをいただきます。合わせるのはもちろん広島のお酒です。
ここでも話が弾んで気が付けば2時間が経過。名残惜しいですが大阪に帰る時間です。ビール、ワイン、日本酒とよく飲んで、いっぱいおしゃべりして、まるで1泊2日したような充実感。日帰りでも広島を十分満喫できました!
やっぱり広島はいい!食べ物もお酒もおいしいし、山も海も神社もあるし、見どころも多くて魅力的。またゆっくり遊びに(飲みに?)行きたいと思います。