インタビューライターになったら、新たな仕事が増えてきた
最近、インタビューに関わる仕事が増えてきた。
取材デビューは、とあるご縁からで、新規案件は紹介とかコミュニティのつながりから生まれるというのは本当だった。企画・取材・撮影・執筆まで担当することになり、わたしにとって初めてのインタビュー実績となった。
翌月には記事が公開され、待ってましたとばかりに、この記事を実績にして営業活動にも力を入れた。
各種求人サイトから応募したり、先輩方にアドバイスをいただいたりと、気になる案件にアプローチを続ける。企画を出しては取材し、対面とオンラインインタビューの両方を経験して少しずつ慣れてきている。
先輩から聞いた「取材は場数」「緊張するのは準備が不足している証拠」という言葉が身に沁みる。
そんな努力が実を結んだのか、ここ最近、新しい仕事につながりつつある。
ジャンルは違うけど、インタビュー記事(オンライン)
ホームページに記載するインタビュー記事(対面)
といった感じ。
ジャンルの知見よりも、インタビュー実績の有無を重視する案件もあるらしい。ライターになって初めて、応募した会社に面接にも行った。
所属している制作会社で別のインタビュー案件を紹介してもらったり。
あるジャンルでインタビュー記事を書いていたら、そのジャンルでディレクター案件につながったり。
インタビューライターになって実績が増えると、次の新たな仕事につながるのだ。
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「インタビューライターになりたい!」と思ったきっかけは、仕事の幅を広げて収入を増やすため。
どうやって取材について学ぶか考えていたとき、最初に思いついたのは、さとゆみさんのゼミ。でも倍率がすごいし、受講後の交流は東京近郊がメインの感じがして躊躇していた(最終のリアル講義も東京らしいし)。
そんなとき、江角悠子さんの「京都ライター塾」を知った。江角さんはライター実績豊富な大ベテランで、さとゆみゼミの卒業生でもある。
江角さんの発信内容に共感(とくにメンタル面)。
最終回は京都で対面講座だから、大阪からなら日帰りできる。
京都なら、卒業後も交流もしやすいかも(ここは勝手な妄想)。
という理由で受講を決めた。
3か月間みっちり、同期の仲間とともにたくさんのことを学んだ。
わたしの同期にライターは誰もいなかったけど、素敵な文章を書く方がたくさんいていい刺激になった。負けないぞと張り合うことで頑張れた。
(実際に、卒業後の交流も何度かあり、京都ライター塾にしてよかったと実感している←あくまでも個人の感想です…)
京都ライター塾での学びは、インタビューの仕事にとても役立っている。
初取材では、もう一度学んだことをおさらいして準備を進めたから、無事に終えることができたんだと思う。
当日持っていくもの
当日の流れ
話の引き出し方のコツ
これらを自分用にカスタマイズして紙に印刷し、家のデスクと取材ノートに貼り付け、いつでも見られるようにしている。わたしにとっては毎回のインタビューのお守りだ。
ちなみに、「京都ライター塾を受けた=インタビューの仕事が増えた」わけではないと思っている。
自分に必要な学びの場を見つけ、受講してしっかり復習する。
必要なときにその学びを活かして、自ら行動することで道が拓ける、と思う。
自分はどうしたいのか、なにをやりたいのか、京都ライター塾ではマインド面での気づきも多かった。講座で書いた「自己分析ノート」は今後の方向性を決めるよいヒントになっている。
なぁんて偉そうなことを書いたけれど、やるかやらないかは自分次第。
でもインタビューができるようになって、仕事は楽しいし、やればできることがわかった。まだまだやりたいことはあるし、学んでよかったなと思う。
そして、また明日から、新たな別の講座を受ける。インタビューに特化した講座だ。どんな学び、出会いがあるのか楽しみだ。