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寒くなってきたので、立山を模した錫のぐい呑みで熱燗を飲みたい

お互いの誕生日に欲しいものを贈りあう。
大学時代からの親友と、20年以上続く習慣だ。

飛行機に乗らないと会えないほど遠くに住んでいるけれど、いまはネットで何でも買える。この時代だからできることだ。

「これが欲しい」とLINEでリクエストし、送ってもらったのはコレ。

能作 立山のぐい呑 - L

富山県の名峰・立山をモチーフにした錫製のぐい呑み。周辺の3000m級の山々をぐるりと囲むようにデザインされている。

赤いシールは立山の位置をさす目印。もちろん剥がせます

数年前に手に入れた、能作の錫のちろりとの相性もばっちり。

ぐい呑みを手に取ると、ずっしりとした重さを感じる。柄が手になじみ、燗酒の熱がほんのりと手に伝わってきそう。底がごつごつしているけど、置くとちゃんと安定するからぐらぐらしない。
これは使うたびに、惚れ惚れと眺めてしまいそうだ。

なんといっても山がモチーフなんて、登山好きな自分にぴったりすぎる。
(よく見つけた、えらいぞわたし)

そういえば、錫には飲み物をまろやかな味わいにする効果があるとか、ないとか…。でも錫のちろりで熱燗をつけると、なんかおいしい気がするのです。

この立山のぐい呑みには、内側が金箔のタイプもあるけれど、あえてこちらをチョイス。理由は、「お酒の色も愛でたいから!!」

日本酒って、透明な色から、少し黄みがかったものまでいろいろ。内側が金だと本来の色が分かりにくいかなと、あえてシンプルなほうを選んだ。

お酒の色を見るなら蛇の目の酒猪口だよと言われそうだが、今回は錫製のぐい呑みが欲しかったからいいのだ。
(もちろん、蛇の目の酒猪口も、各サイズそろえてある)

もうすぐ結婚10周年。世間では「錫婚式」と呼ぶらしい。
そんな記念日にふさわしいぐい呑みで、今年の冬も熱燗を堪能する。

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香川けいこ|大阪在住ライター
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