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しし唐としめじの焼き浸し、大根とお揚げの煮物、紫ずきん、れんこ鯛塩焼きで一献

 とある日のとあるお店で、「俺は山田錦しか呑みたくない」というお兄さんに遭遇しました。
 好みは人それぞれですし、その方は山田錦農家の方なのかもしれませんし、五百万石農家の方にふられたことがあるとか、昔の女が美山錦という名前だったとか、愛山という人に悪い思い出があるとか、背景が分からないので何とも言えませんが、その時カウンターで呑んでいた全員が同じ顔になりました。

 「(違う米でてきたら分かるのかな)」

 ワインの葡萄と異なり、日本酒の米は同じ蔵で同じ磨き、酵母であった場合分かるかもしれませんが、まあ難しい。山田錦は確かに美しいお酒ができがちですし、雄町は雄町のお酒のイメージに寄せるからか”雄町らしい”お酒になるですとかの判別ポイントはあると思うのですが。。。この米しか呑みたくないよりは、まだこの酵母しか呑みたくないのほうが分かるかなと思った次第。

 ちなみに、そのお兄さんはその後ご機嫌に風の森の秋津穂を呑んでおりました。

昨日の晩酌

昨日、2軒はしごした後に作りました。まあ、昼休みのうちに煮物と焼きびたしを作っていたので、酔っぱらってからは米を炊いて魚を焼いただけ。

煮物に使った出汁はこちら

鳥取名産ということは鳥取に行った時に買ったのでしょう。

あ、どうしたんだろ、目がくらんで賞味期限が見えない

酔い出汁がしみたお揚げに能登の白菊ががぷりよつ。京都の枝豆、紫ずきんちゃんには神蔵を合わせます。きゅーっ。

レンコ鯛ちゃん

 自己犠牲の塊なのでジャバに焼いてまるっと一尾供しました。自己犠牲の塊なので。大切なことは二度書きます。
 文佳人の辛口純米をきゅーっ。

その後にあんころ餅を食べる腕白なジャバ

 もちろん私に分け与えることなく一人で食べるジャバ。自己犠牲の人ではないので。

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