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突撃!例の建築家の手すり

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手すりは建築が貴方に手を差し伸べているところ、なので建築家の人となりから、それをじっくり見てみましょ
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記事一覧

樹上の自由のマイスター、小林崇 〜突撃!例の建築家の手すり⑪

自分がかつて通っていた高校は、海に山にと環境に恵まれたところで、その校風も生徒の自主性を…

玄(くろ)き宇宙、齊藤裕 〜突撃!例の建築家の手すり ⑩

お正月シリーズ第三弾、元日に自宅近くの神社にいきがてら、足を伸ばして気になっていた手すり…

建築のよろこびを伝える、伊東豊雄 〜突撃!例の建築家の手すり ⑨

なぜか推しのAWAY観戦のついでに取材に行くとチームの勝率が高い(というか後半戦は負けなしで…

朝香宮妃の夢、内匠寮の技 〜突撃!例の建築家の手すり ⑧

こちらの国際福祉機器展おまけネタの、更に続編です。 高輪ゲートウェイ駅ホームに降り立った…

ル・コルビュジエと輝ける水 〜突撃!例の建築家の手すり ⑦

若かりし頃のお蔵出し第二弾、かつ手すり屋の原点のひとつかもしれないお話です。 大学卒業後…

バブル期建築とハイテックデザイン 〜突撃!例の建築家の手すり ⑥

前回のおまけ的続きモノでもあります。 せっかく東京ビッグサイトに行ったのです、ならば手す…

建築界の高田渡、松村正恒 〜突撃!例の建築家の手すり ⑤

かつて九州は大分で、設計監理の名のもとに現場で掟破りのハンドメイド作業をしていたころ、休日には周辺の建物を、時には海を渡って見に行ったりしておりました。そんなとき、気まぐれに撮っていたスライドが先日発見されたので、奮発してデジタル化してみたのです。 そしてそこに、建築家の皆様がいろいろやらかしている今だからこそ、この方を知ってほしいという無級建築士(自称)の手掛けた学校の画像があったので、お蔵出ししてみます。ちなみに撮影日時、1998年2月1日。 松村正恒という建築稼(け

まっすぐすぎる巨匠、前川國男 〜突撃!例の建築家の手すり ④

先日、推しの応援のためにサッカーの街、浦和に降り立ちました。 普段は埼玉スタジアムでの開…

気品の中の信念と情熱、槇文彦 ~突撃!例の建築家の手すり ③

建築家の槇文彦氏が亡くなられた。謹んでお悔やみ申し上げます。 建築を学んだアラフィフ勢に…

教授の矜持、山本理顕 〜突撃、例の建築家の手すり ②

教授について まずは、「教授」について書く。 坂本龍一が、神宮外苑の開発に対して立ち止ま…

建築界の草野マサムネ、隈研吾 〜突撃!例の建築家の手すり ①

自ら血迷ったな、と思わなくもない。だがやるのだこの企画、面白そうだから。 手すりは建築家…

愛着の媒介としての手すり ~同潤会江戸川アパートの、階段の球

建築家という種族は、えてして手すりのデザインに非常にこだわりがちである。業界歴が長くなる…