海外生活(アフリカ)の主夫が、日本で買ってよかったもの|2024年
丸2年にわたって専業主夫を経験したからか、それまで無頓着だった日々の暮らしを豊かにするための消費に興味を持つようになった。
アフリカにあるセネガルで暮らしていると、現地で製造されたものはやはり安い。一方で、日本人が求めるような日用品は輸入品であるものも多く、そうすると物価はそれなりに高くなる。
だから、ふだんはなるべく、以下の本のような「あるものでまかなう」という生活をしつつ、セネガルで買えないものは、1年に1回、日本に帰国したときにまとめ買いしている。
そして、海外生活3年目を迎えたいま、生活に必要な日用品はあらかた揃いつつある。
いま使っているものの多くは、壊れてしまったり、また今後他の国、あるいは日本で生活することなったりしたら、「もう一度買う」と思うものばかりだ。
でも、それらは不可欠ゆえに日常に馴染みすぎていて、何かしらのかたちで残さないと忘れてしまうから、2024年1月時点のメモとしてまとめてみる。
■日用品
1) シャワーヘッド
アフリカ生活でありがちなのが、シャワーの水圧弱い問題。うちも全般水圧が弱いけど、これで一気に解決した。
2) 珪藻土マット
日本で生活していた頃から使っているけど、きちんと手入れすれば長持ちして衛生的。
3) 排水口ゴミ受け
セネガルの家庭の排水口は水を貯められる?形状のもので、これがあるのとないのとでは、日々の洗い物後のゴミ処理効率がまるで違う。
4) ムシ歯予防うがい薬
海外生活者が口を揃えて言うのは、歯医者にかかりたくないということ。むし歯リスクを少しでも下げるために就寝前は必ずこれをする。
5) 電動ポンプ
セネガルでは水道水が飲めずボトルで水を飲むから、電動だと力要らずで子どもも自分でできる。現地の人へのお土産としてもすごく喜ばれる。
6) ミニまな板
コンパクトで洗いやすく、もはやメインのまな板に。主婦が考案しただけあって、水切りできたりフックがついていたりと多機能。
7) 千切り用ピーラー
キャベツの千切りをよく食べるうちにとって、この商品との出合いは画期的だった。ほぼ毎日使っている。
8) シリコーン調理スプーン
料理するようになったことで日本製の調理器具の質の高さに驚かされることが多く、これもその象徴的商品。
9) たこ焼きプレート
週末は子連れ家族で集まることが多く、セネガルはタコが美味しいこともあって結構な頻度でタコパをするから必需品。
10) 取っ手つき収納ボックス
セネガルの家には収納スペースが多いけど、それらスペースが高いところにあったりする。そんなデッドスペースがこれで活かせる。
11) 5-56 潤滑剤
家の中のいろんなところが壊れがちなセネガル生活。ほぼ毎月何かが壊れて修理に来てもらうだけど、ひとまずはこれで乗り切れたりもする。
12) はがせる両面テープ
両面テープなのにはがせるといった気の利いた商品はセネガルに皆無だし、何にでも使える万能商品。
13) ハンディ掃除機
セネガルでの掃除は基本ほうきで、履くほどではないちょっとした掃除に便利。長く使うために高い製品を買ったけど、音がデカいのがマイナス点。
14) カラオケマイク
1年に1回の日本帰国で必ず行くカラオケが、セネガルの自宅でできてしまう夢のような商品。日本からスピーカーを持ってきている人もいる。
■食品
15) 塩
調味料系はたくさんあるけど、一つあげるならこれ。塩にしてはかなり高いと思いきや、何度も再購入してしまう美味しさ。
16) カップヌードル
カップヌードルファンである自分にとって、海外生活を送る上でご褒美のような一食。この数年は「辛麺」が大好き。
17) カレールー
ストックが切れないように毎回の帰国時に大量買い。子どもがいると辛口にできないから「カレープラス 辛さ自在」で辛さを追加。
■子育て用品
18) 世界地図・国旗
これが貼ってあるだけでシャワー時間が楽しくなるし、子どもの世界が広がっているようにも思える。
19) 身長計ステッカー
何気ない商品だけど、これが毎日壁にあってふとしたときに測れるのは、子どももその友達も大人も楽しい。
20) キャラクターワッペン
4歳の子どもがアナ雪のバッグがいいと言い出し、その解決策として購入。無地のバッグに貼るだけでアナ雪バッグに一変して、本人も大満足。
21) ナイキ リフト
なぜかセネガルにいる日本人の着用率が高い。それなりの値段だけど、日中は年中暑いセネガルではフルシーズンで履ける。
22) プリンタ
子どもの塗り絵や日本語の練習、写真プリントで多用。「ほめ写」を飾れるし、友達の家族写真を撮ってプリントアウトまでしたら喜んでもらえる。
23) ラミネーター
プリントアウトした写真や子どもが描いた絵、防犯ステッカーなど、壁に貼る時にラミレートされていると一気に見栄えがよくなる。
24) プラレール
メルカリで一式揃えた「ザ・日本のおもちゃ」の定番的存在(?)。うちに遊びに来るいろんな国籍の子どもたちも夢中になって遊んでいる。
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まだまだありそうだけど、こうして書き出してみて感じるのは、やっぱり日本の商品のクオリティの高さだ。
セネガルでは、お金を出せば一通りのものは手に入る。でも買ったけど壊れてしまい、結局日本のものを買い直すみたいなケースもたまにある。日本にいたときはあまり感じていなかったけど、「メイド・イン・ジャパン」はやっぱりすごいらしい。
ちなみに、今度の帰国で買えたらと思っているのが浴槽だ。セネガルの浴室には基本シャワーしかなく、最近は朝晩が少し寒いからお風呂に浸かれたら最高だろうなと。
とはいえ、セネガルで暮らす多くの人は「足るを知る」の精神で生きていて、それはセネガル生活で学べたことでもある。だから自分もできるだけ「あるものでまかなう」に重心を置いた生活をしていきたいなと思う。
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