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【IVRy入社エントリー】IVRyで0→10にチャレンジする40代ジェネラリスト

はじめまして。こんにちは。IVRyに入社をした水上 洋平(@yohei03)と申します。IVRy 97人目の社員でBizdev(事業開発)を担当しております。本稿を目に留めていただき、ありがとうございます。

入社エントリーということで、初めてのnoteになります。この執筆時点で私は年齢が40代、かつIVRyは初めてのスタートアップへの転職です(転職自体は5社目)。これまでは事業規模が大きい会社との縁が多かったのですが、今回、自ら望んでこの環境に飛び込みました。
皆様の中にはスタートアップというと、もしかすると20-30代でイケイケの陽キャな人たちだけが活躍するイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。僕もなんとなくそういうイメージがありました。ですが、IVRyにはそういう勢いがあって会社をリードしてくれる人もいれば、僕のようなタイプもいるという多様性のある受け皿の広い会社です。


自己紹介

経歴サマリ

IVRyは自身のキャリアの中で5社目のチャレンジになります。

1社目:NTTドコモ:カスタマーサポート、セールスオペレーション、パートナーセールス、新規事業マーケティング、事業推進
2社目:Amazon Japan:カスタマーサクセス、デジタル広告プランナー、家電事業部の事業戦略・推進
3社目:P&Gジャパン:ブランドマネージャー
4社目:メルカリ:B2B新規事業のマーケティング戦略、フリマ事業のグロース戦略マネージャー

気づけば社会人を20年近くやっていて、上記のご覧の通り、多岐にまたがる職種を務めてきました。1つのロール(役割)だけを極めたスペシャリストでは全くありません。結果的に一般的には”ジェネラリスト”と呼ばれる人間なのだと思います。
なので、たまに「自分はビジネスパーソンとして何屋なんだろう」と考えますが、考えても仕方ないのでいつもすぐにやめます(笑)。ただ、自分が向き合ってきた仕事に共通しているのは、

  • 自分が好きだと思えるプロダクトやサービスの価値を広げること

  • マーケットや顧客と向き合って課題を見つけ、解決すること

  • それを実現するための「仕組み」や「仕掛け」を作ること

の3つです。これらは自分の軸にもなり、結果として、自分自身も好きなので、「ビジネス成長を担う仕組みを考える人」として今に至ります。

直近は、株式会社メルカリで、入社当時に新規事業であったEC事業の法人マーケティング戦略チームのマネージャーとして事業成長から関わらせていただき、その後、フリマ事業のカテゴリー成長戦略室の立ち上げを行い、「あんしんデータ消去サービス」「あんしん鑑定サービス」などのプロダクトビジネス戦略やマーケティングのマネジメントとリードを担っておりました。
そして、2024年5月にIVRyへ入社をしました。


初めてのスタートアップに入社した経緯

これまでは日系企業、外資系、メガベンチャー企業にてキャリアを重ね、徐々に関わる事業スピードのギアを上げてきた感覚があるのですが、そんな中でスタートアップである最もスピードの早いIVRyに転職したのは縁とタイミングが非常に大きかったです。

1週間で決めた経緯

2023年12月末でメルカリにて関わっていたプロジェクトがひと段落したタイミングで、その後2024年3月に、約3年ほど仕事と両立して通っていた経営大学院の卒業を控えていました。

今後の自分のキャリアをふと考えたときに、これまで7年以上関わっていたEコマースの世界とはまた違った環境で、社会課題に新たに向き合いたいと思い始めていたタイミングではありました。

IVRyについては、転職を考え始めた当初は、実は全く存在を認知していなくて、別の数社のスタートアップの会社とお話を進めていました。そんなタイミングで、たまたま代表の奥西(@onishiki_plus) と話をする機会をいただきました。

奥西と話す前、会社HPをみると、「うーん、ここから今さら電話の事業か。」と思ったのが正直なところでした。ただ、実際に会って話し、その事業ドメインと戦略、そしてAIプロダクトの今後の展望を聞いた後、印象は180°変わりました。

後述しますが、"電話"という既存のクライアント様にとってすでに課題となっている部分をきちんと解決することできっかけを作り、それはあくまで事業の一歩目だというのです。それをワクワクした表情で話し、その後「Yoheiさん転職活動もしてるんですよね?今の僕の話聞いてIVRyで何をやりたいと思いました?(ニヤニヤ)」と初対面で言われました。

社長の奥西 実際に初対面の時もこの笑顔でした。
本質的かつ熱い話になり、「で、一緒に何やりましょうか?」と。

初対面の面談でそこまで言われるのは初めてで、非常に印象的でした。

その翌々日には、現在の私の上司であるHead of Bizdev / Productの宮原(@shinobu_m814)を紹介され、IVRyでの事業開発やプロダクトグロースの魅力、急成長スタートアップで事業開発に挑戦する価値を話し、私は1週間経たぬうちに入社を決めてしまいました。自分でもよくわかりませんが、最後は直感でした。

自分の人生を振り返り、人よりは行動派という自覚はあったのですが、転職を決断した時間としては過去最短だと思います。それがスタートアップですから自分でも驚いています。

IVRyじゃなきゃダメだった理由

「直感」と書きつつも、スタートアップを次のキャリアとして選び、さらにその中でもIVRyを選んだ理由は言語化すると3つありました。(衝動だけでなくちゃんと頭と心の両方で納得したのです)
社会課題への向き合い、AI事業のワクワク感、魅力的な仲間の熱量とタイミング、
の3つです。

これらについてのIVRyとしての考え方は、先日シリーズCの調達をさせていただいた際の奥西のエントリーでも触れています。是非そちらも合わせてご覧ください。

ここからは私なりの言葉で少し話します。

社会課題への向き合い

IVRyが向き合っているのは、日本の労働人口がマクロトレンドで毎年500万人減っていく日本市場です。特に中小企業において2023年時点で、介護・看護、宿泊・飲食業を筆頭に、ほぼすべての業界の半数から9割ほどが人手不足が深刻な状況であると言える状況です。また、対策は現状「採用強化」という人手不足が続くなか矛盾するかのようにも思えるこれまでの解決方法での対応しか打ち手が見えていない現状です。

参考:2023年「人手不足の状況および多様な人材の 活躍等に関する調査」
日本商工会議所・東京商工会議所

これらの状況を踏まえて、IVRyはミッションを「最高の技術をすべての企業に届ける」としています。
私の場合であっても、これからまだ少なくとも20年は”仕事”というものに多くの時間と気持ちを割きます。その中で、「困っている人はいないけど、もっと便利になる世界を作る」より、「今困っている、もしくはこれから困る人の課題を解決する」ことに身を置きたいと思い始めていた自身の仕事観とマッチする事業でした。

AI事業のワクワク感

前述したIVRyのミッション「最高の技術をすべての企業に届ける」において、現時点でのコアになるものはAIテクノロジーです。
直近の7年ほど、EC業界と言われる、小売業界またはそこに近いところで仕事をしてきました。いわゆるリテールテックという世界です。それらの世界もまだまだ成長は続けると思いますし、今も副業では関わり続けさせていただいています。

ただ、この先10年の世界や日本のテクノロジーの中心には間違いなくAIテクノロジーがあると言われていますが、私もそう思っています。そして、そこの変化のうねりに自分の身を置きたいと素直に思っています。 「AIテクノロジーに自らが触れ、その価値を顧客に届ける」という仕事は単純にワクワクしそうだと思ったのです。もちろんテクノロジーの世界はドッグイヤーと呼ばれるほど栄枯盛衰が多く起こる世界です。なので「AIだから間違いない」という成功を断定しているような意味ではなく、私自身が「そのテクノロジーが広がることを信じ、飛び込み、より良い世界になるように貢献すれば良い」という意味合いが強いかもしれません。

奇しくも、2022年11月にChat GPTがOpen AIにより公開され、翌2023年5月には日本語対応され、私たちも急にメディアで多く見かけるようになったほど、AIテクノロジーが私たちの生活に近づいてきてくれました。
そして、IVRyも"対話型音声AI SaaS"を名乗っています。その名にふさわしいLLMのテクノロジーを人に届けるためのスペシャリストがたくさんいて、これなら「ただの夢物語に留まらず、技術力をバックボーンにした魅力的プロダクトを作り出していける会社だ」と感じ、それも大きな魅力に映ったのです。

魅力的な仲間の熱量とタイミング

IVRyで私が入社した2024年5月のタイミングで社員は約100人になりました。私含めてその半分以上がこの1年で入社したという、とてもフレッシュな環境です。
そのバックグラウンドも多様で多才。各社で事業部長や様々な部門の責任者といった役割をしていた方々が、このスタートアップで最前線に立ち、クライアントや世の中の課題と向き合い、手を動かして自分で戦略を作り、議論して、悩み、また議論しています。楽しいし、日々学びが多いです。

まだ入社手前のタイミングではありましたが、IVRyの全員が集った箱根合宿に参加させていただき、そこで熱量に直接触れた私は「この仲間とこの場所で自分の40代前半の身を置いてみよう」と確信しました。

そして、入社とほぼ同時のタイミングで、IVRyはバリューをリニューアルしました。

AmazonでもOLP(Our Leadership Principles)やメルカリでも3つのバリュー(Go Bold, All for One, Be a Pro)と呼ばれるような、その会社における基本的価値観を定めている場所で働いてきました。それがあることは私にとって、働く上で非常に重要なものであるとこの7-8年強く感じています。

その言葉を信じる仲間と仕事をすることは、パフォーマンスが出しやすく、かつシンプルに働いて居心地が良い、funな状態なのです。
それを体験してきたからこそ、IVRyがバリューを新たに設定するタイミングで入社できたことをとても嬉しく思っています。

IVRyの新Value。全部好きだが個人的にはBeyond the WallがIVRyらしくて好きです。

IVRyで何をやるの?

私はIVRyでは「Bizdev(事業開発)」と呼ばれる役割で入社しました。この執筆時点で約100名いる社員の中でheadの宮原を含めて専任でやっているのは3人しかいない少数精鋭な役割です。(兼任も入れると5人)

BizDev(事業開発)とは何か

一言で言うと「IVRyに新しいビジネス価値を創る」仕事です。それは時には新サービスを作ることであったり、パートナー様と一緒に仕組みを作ったり。そしてそれをセールスやパートナー様が売れるように市場価値のあるプロダクトにしていく仕事(PMF: Product Market Fit)です。

奥西の過去のエントリーでProduct ManagerやProduct Marketing Managerとの整理がわかりやすく言語化されているので併せてご確認ください。

ラクスルの福島さんのエントリーの言語化もとてもわかりやすいです。「”非連続"な事業価値を創る」というのはIVRyのBizdevにも当てはまります。

なぜ僕が事業開発なのか

これまで事業戦略、マーケティング、アライアンス、セールス、オペレーション、サポート、というビジネス職を一通り経験してきましたが、事業開発というタイトルで働くは初めての経験になります。
ただ、これまでの経験とスキルの「総合演習」だと思って、チャレンジに臨んでいます。事業開発にはこれまでやってきた全ての要素が必要で、加えて自分だけで全てやるのではなく、仲間たちやパートナーに自分ごと化してもらう、彼らの立場に立った巻き込み力も必要となります。

その重要な役割の1つである事業開発を任せてくれたIVRyに感謝をしつつ、Grab and Gritにやり抜いていこうと思っています。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。お分かりの通り、IVRyは全てが成長過程です!
そして私のいる事業開発職含めて、多くのポジションで仲間を募集中です。職種に限らず、年齢に関わらず、IVRyはこんな方におすすめです!

・成長するスタートアップの中で、自らも同じように成長したいと思う方
・AIテクノロジーで世の中の課題解決を実感をしていきたいと思っている方
・自社プロダクトに自信を持ち、熱量高く前に進んでいきたい方

事業開発(BizDev)の採用はこちら!お待ちしています!

その他のポジションはこちら!こちらもお待ちしてます!

また、カジュアル面談やオフィス見学も大歓迎ですので、気軽にお声がけください(IVRyは2024年6月24日から田町にオフィス移転しました!)。

お読みいただきありがとうございました!


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