来るべき時への備え
ゴルフに限らず、人生にはここぞという時があります。
ゴルフでは、練習場でいいショットを打つ練習をしてもほとんど意味がありません。
むしろ、応用ばかり求められその状況に応じたショットが求められます。
トラックマンなど、スイングを数値化できても、そのパーフェクトなショットを打つ機会は殆どないのです。
コースにいくと、左にいっちゃ行けない。右に行っちゃいけない。ショートはダメ。高く打たないとグリーンが止まらないなどなど。
自分が打ちたいショットはほとんど打たせてくれないのです。
そこで大切なのは、その状況に対応できる技術力。そして、正しく判断、行動できるメンタル、集中力です。
体、心、技
この心技体は3つとも重要で、3つのバランスによってパフォーマンスを発揮できます。
考え方として、ゴルフ特有だとおもうのですが、ゴルフスイングはゴルフクラブに依存する形になりやすいです。ある意味オートマチックです。
そのため、テニスや野球、格闘家など対人に対する心構えが必要ではないのです。
自分といかに向き合うのか。
ゴルフではここがとても大切。相手がミスしても、自分が優位になることなどないからです。
ゴルフメンタル
ゴルフに限らず、スポーツでのパフォーマンスを発揮する際、どのように集中するかがとても重要になってきます。
極度の集中状態でも、とてもリラックスした状態でもパフォーマンスは発揮できません。
そこで、自分を知ることが大切になります。
ゴルフを上手くなる必須条件。それは
自分を知ること。
様々なプロの自伝や書物を見ても必ず載っています。
ゴルフでの状況判断、そして自分自身の判断。
これがとても大切なのです。
では、過去のベストスコアを出した時の心理状態を思い出してみましょう。その時、あなたは極限の集中状態でしたでしょうか?それともある程度リラックスした状態だったでしょうか?
この時の心理状況が、もっともパフォーマンスを発揮できた心理状態です。この心理状態は自分だけのオリジナルです。自分にとってこの時の心理状態がもっともパフォーマンスが出せるのです。
根拠のない自信
そして、練習はまっすぐパーフェクトなショットばかり練習するのではなく、様々なショットを練習しましょう。
100プレーヤーならドライバーショットでOBにならないように。90プレーヤーならショートアイアンでグリーンを捉える技術を。80プレーヤーならショートアプローチのバリエーションとミスを減らしましょう。
このように、様々な練習をしてコースに出ることで、自分がその状況で、打たなければならない球を打てるようになることが練習です。
そして、練習して自信があるからこそリラックスしてパフォーマンスを発揮できると私は考えています。
自分の傾向を知る
自分を知るために、まずはコーチに意見を求めることが無難です。
プレー中に自分のミスは正確に判断できません。
しかし、第三者であるコーチだと正確な診断ができます。
例えば、突然引っ掛けが出た時。自分の判断だと左を向いていたのか。フェースが閉じていたのか。判断できません。
しかし、コーチの目を使えば引っ掛けが出た時は、アドレスで右に体重がかかりすぎてる。とアドバイスもらえていれば判断を迷うことなく、次のショットに移れるはずです。
なにが悪いのか。悩んだまま次のショットに臨んでも、いくらメンタルを変えようと思っても上手くいかないはずです。
プレーヤーは必ずコーチとラウンドでセッションして自分を知ることを大切にしてください。
ラウンドレッスンは、確実にプレーヤーを上手くさせます。しかし、時間がかかります。即効性があるレッスンほどその効果は一時的なものです。
ラウンドレッスンで得た知識、経験を自身でプレーした時に有効活用しましょう。
そうすることで、よりプレーに自信がつきパフォーマンスをより発揮できるようになるはずです。
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ゴルフというスポーツを追求し、レッスンや、競技ゴルフを行なってます。もっとゴルフを楽しく、上手くしたい!