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自家焙煎記 アルコールストーブでコーヒー焙煎
こんにちは、焙煎歴3ヶ月目ようへいです。
今日の記事はアルコールストーブで焙煎をやってみた記事です。
炭を使うよりもお手軽ですが、アルコールを使うので少々注意が必要です。
本日の焙煎道具
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今日はアルコールストーブを使って焙煎をやってみます。
アルコールストーブ
燃料用アルコール
網(ホットサンドを作るやつを流用)
生豆(キリマンジャロ 50gくらい)
うちわ
炭を使わないので、いつもよりも道具の準備が楽ですね。
アルコールストーブを使った経緯
理由1:炭のコストが高い
これまで炭を使って焙煎することが多かったのですが、炭のコストが高く付くことが少々気になってました。
「炭火焙煎」っていう響きはオシャレで良いんですけどね。笑
理由2:炭の後片付けが少々面倒
大きな理由ではないですが、焙煎が終わった後の炭の片づけがちょっと面倒。
火傷のリスクがあったり、炭壺や火起こしに使ったウッドストーブを冷ます必要があったり、後片付けに不便を感じることがありました。
その不便を解消するためにアルコールストーブを持ち出してみました。
今日の豆
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今回焙煎する豆は「キリマンジャロ」。
1kgで買ったので、焙煎する量は目見当ですが50gくらいです。
キリマンジャロの最大の特徴は「酸味」。
強い酸味とコクがあり、苦味が少なく、雑味のないあっさりとした味です。
本日の焙煎度合い
キリマンジャロの最大の特徴である酸味を活かすため、オススメ通り「中煎り」で焙煎します。
中煎りを超えてしまうと、酸味が失われてしまいます。
余談ですが、、、
自分は苦めのコーヒーを好んで飲むのですが、切れ味ある酸味のキリマンジャロは好きですね。
振り返ってみると、夏は酸味の強いコーヒーを飲むことが多いと思います。
暑いと酸っぱいのを欲しているんですかね・・・?
焙煎
ハンドピック
割れ、欠け、虫食い、カビ豆、変形豆といった欠点豆は風味に影響を与えるので、目視で取り除きます。
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5分くらいかけて、割れ、変形の豆を取り除きました。
カビ豆、虫食い豆はありませんでした。
火起こし
焙煎本編とはちょっと逸れますが、火起こしが好きなもので書かせてください。
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ライターで着火の際、火傷には気を付けてください。
ぼっ!と火がつきます。
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火が見えますか?
これでも火が付いてるんです。
ケンエーのアルコールがそうなのか、燃料用アルコールがそうなのかがわかりませんが、火が見えません。
なので、取り扱いにはご注意ください。
燃料の残量を見て、火が付いてるかどうか判断してください。
水抜き
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火から遠ざけて、甘い匂いがするまであぶります。
20cm弱離せば豆は焦げません。
コーヒーとは違う甘い匂いがしてきたら水抜き完了のサインです。
焙煎開始
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甘い匂いがしたら、豆を火に近づけます。
大人の握りこぶし1つ分くらい、大体10cmくらいまで火に近づけました。
(後述しますが、10cmは近すぎたかも・・・・)
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3秒くらい静止後、網を振って豆を動かし、豆全体に火が行き渡るようにします。
次の写真は豆の途中経過です。
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焼き色が付いてきましたが、焼きムラが目立ちますね。
火が近すぎたのかもしれませんが、ここまで焼いてしまったので、このまま突っ走って焼いていきます。
火から15cmくらい(大人の握りこぶし1つ半くらい)離した方が良かったかもしれません。
煎り上げ
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実際はもう少し明るい色なんですが、ちょうどよく中煎りで焼けました!
ちゃんとハゼてくれ、油分が出て綺麗に黒光りしています。
この焼き加減がベストな状態なので、フルパワーでうちわで仰ぎ、急冷します。
この後、焦げた豆は手で取り除きました。
試飲
挽いてみる
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中挽きで挽きました。
若干焦げた豆も含まれており、細挽きにすると苦みが主張してくるので、それを避けるため中挽きです。
この後お湯を注ぎますが、焼き立て豆には炭酸ガスが残存していて風味を落としてしまうため、蒸らしは1分で淹れていきます。
書斎カフェにて
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お気に入りの書斎カフェでオイルランタンを焚き、焼き立て挽きたてキリマンジャロをいただきました!
雑味なく、スッキリとした酸味。
一口飲んだ瞬間に、酸味が口の中にぶわっと広がります。
この「ぶわっ」と広がる酸味を楽しめるのがキリマンジャロが好きな理由です。
求めていた味で焼けたので、めちゃくちゃうれしいです!
これぞ、自家焙煎の最高の魅力ですね。
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