呼吸が落ち着くのを待ちながら
呼吸が苦しい。
そんなことに気付きながら、無理に呼吸しようとはせず、ゆっくりと水を飲んだり、今見ている景色の遠くを眺めてみたりと今できるゆるやかに落ち着く行動をとる。そうした行動をとる自分に気づきながら、身につけてきたことがたくさんあるのだと感じる。
以前までの自分ならこの苦しさを解消しようと躍起になり、かえって状況を悪化させていただろう。そうはなっていない今の自分を見ながら、あえて大袈裟に言えば、よく生きてきたなと褒めたたえたい気持ちさえ湧いてくる。
まだまだ慌てて文字