
万人受けしようとすると、誰にも受けなくなる
マーケティングやブランディングといったビジネスに限らず、人間関係や生き方にも同様のことが言える。
みんなに好かれようとすると、広く浅い関係値になってしまうかもしれないし、ツッコミどころのない生き方をしようとすると、無難になってしまうかもしれない。
自分が周りに合わせていくことも大事だけれど、どこかで“わがまま”にならなければいけない。
誰にだって、譲れない何かが一つや二つある。
それを譲ってまで維持したい人間関係、生き方、果たしてそれは本当に自分が欲しいものなのだろうか。
自分らしくいようとすれば、誰かは離れていくかもしれない。
けれど、そんな自分を受け容れてくれる人や環境こそ、自分が欲しいと願っていたものだったんじゃないか。
「国民的スター」と呼ばれる人でさえ、アンチは必ずいる。
ド定番料理でさえ、それを嫌いな人は必ずいる。
万人に好かれることを選ぶのは、茨の道を死ぬまで進み続けるようなものだ。
-
「個性的」なんて言葉は本来存在し得ないのかもしれない。
誰にだってその人らしさがあって、「らしさ」なんて言葉で表現しなくたって、その人の持つものは何もかもが「個性」だ。だから、個性的であることは必然だったはずで。
お互いの個性を可能な限り見せ合って、ウマが合わないならその時はご縁が無かっただけで、ウマが合うならそのまま付き合っていけばいい。
ただそれだけのことなのに、たったそれだけのことが難しい。人類の歴史が物語っている。
-
みんな違うのだから、万人受けなんて無理に決まっている。
万人受けしようとする考え方が、そもそも万人受けしない時代になってきてもいるし。
こんなとりとめのない文章、絶対に万人受けするはずがない。
いいなと思ったら応援しよう!
