嫌な奴のことが頭から離れないので、忘れ方を調べてみた。
◆嫌な奴の顔が頭から離れない!
忘れられない!
違うことを考えようとしても、あいつ等の顔が脳裏から離れない。
私自身の体調が悪いこともあるが、ここ最近嫌な奴のことが頭から離れない。
ちょこんと車に当たって、私の母に暴言を吐いてきた当たり屋のおじさん。
人の悪口が大好きで、いっつも嫌味ばかりいう友人。
そして、中学の頃に威張り散らしていたいじめっ子君。
そいつらのことが頭から離れないので、自分のメモのような気持ちで嫌な奴の忘れ方を少し調べてみた。
◆それなりの努力が必要であることがわかる。
いくつかサイトを見てみたり、AIに聞いてみると、このような解決策が出てくる。
他のサイトを見てみると、やはりそれなりに努力が必要な事柄が多く、正直気が滅入ってしまったことは否めない。
それが出来たら苦労しないよ…といった感じだ。
なるほど、時間の無駄であることは間違いないし、また考えている自分を客観視することも大切である。だが、やはりそれなりの労力が必要であることは確かだ。
嫌な奴らは、のびのびと過ごしているというのに、今の自分だけモヤモヤしているのがなんだが腑に落ちない。そういうことも含めて、嫌な奴を忘れるには努力が必要なのだ。
何をするにも、努力がいるのだ。
◆許すことこそ、最強の武器。
私は尊敬する人のネルソン・マンデラをあげることが多いです。
彼の生涯が描かれてある映画「インビクタス」という映画の中で、マンデラが言っているセリフが、私は忘れられません。
マンデラ氏は約27年にわたる獄中生活を過ごしていました。
しかし、彼は就任演説に際し、自分の魂と自分の祖国を癒すためには許しが必要と考え、その印として自分を監禁した人たちに最前列の席を用意したのである。
マンデラ氏のことを考えたら、自分の受けた仕打ちなど、ほんの些細なことであるような気がしてならない。今は病気がそうさせているのだろう。
ゆっくりと、少しずつ、今までの私が許せない嫌な奴のことを、ネルソンマンデラのように許せるように。