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嫌な奴のことが頭から離れないので、忘れ方を調べてみた。
◆嫌な奴の顔が頭から離れない!
忘れられない!
違うことを考えようとしても、あいつ等の顔が脳裏から離れない。
私自身の体調が悪いこともあるが、ここ最近嫌な奴のことが頭から離れない。
ちょこんと車に当たって、私の母に暴言を吐いてきた当たり屋のおじさん。
人の悪口が大好きで、いっつも嫌味ばかりいう友人。
そして、中学の頃に威張り散らしていたいじめっ子君。
そいつらのことが頭から離れないので、自分のメモのような気持ちで嫌な奴の忘れ方を少し調べてみた。
◆それなりの努力が必要であることがわかる。
いくつかサイトを見てみたり、AIに聞いてみると、このような解決策が出てくる。
① 時間と距離を置く:まずは、その人から距離を置くことが重要です。交流を避け、自分自身の時間を大切にしましょう。時間の経過とともに、感情的な結びつきは薄れていきます。
② 自己ケアを重視する:自分自身を大切にすることは、嫌な人の影響から回復するのに役立ちます。心身の健康に気を使い、ストレスを軽減するために好きなことに時間を費やしましょう。
③ 感情を処理する:嫌な人から受けた傷や怒りを感情的に処理することも重要です。感じた感情を認め、理解することで、それを解放することができます。心理療法やメディテーションなどの方法を試してみることも有益です。
④ ポジティブな人や活動に焦点を当てる:嫌な人の存在に囚われるのではなく、ポジティブな人や活動に焦点を当てることで、心を癒すことができます。友人や家族との絆を深めることや、自分の興味や趣味に没頭することなど、前向きな要素に意識を向けましょう。
⑤ 許しと共感を学ぶ:嫌な人を許すことは、自己の癒しと成長に繋がることがあります。その人を許すことで、自身の心に穏やかさを取り戻すことができます。また、その人の立場や感情に共感することも、癒しのプロセスを促進するでしょう。
他のサイトを見てみると、やはりそれなりに努力が必要な事柄が多く、正直気が滅入ってしまったことは否めない。
それが出来たら苦労しないよ…といった感じだ。
① 嫌な人のことを考えた瞬間、また考えていると自分自身を客観視する。
② あんな奴の事を考えても時間の無駄だという事実を自身に理解させる。
なるほど、時間の無駄であることは間違いないし、また考えている自分を客観視することも大切である。だが、やはりそれなりの労力が必要であることは確かだ。
嫌な奴らは、のびのびと過ごしているというのに、今の自分だけモヤモヤしているのがなんだが腑に落ちない。そういうことも含めて、嫌な奴を忘れるには努力が必要なのだ。
何をするにも、努力がいるのだ。
◆許すことこそ、最強の武器。
私は尊敬する人のネルソン・マンデラをあげることが多いです。
彼の生涯が描かれてある映画「インビクタス」という映画の中で、マンデラが言っているセリフが、私は忘れられません。
許すことは最強の武器なのだよ
マンデラ氏は約27年にわたる獄中生活を過ごしていました。
しかし、彼は就任演説に際し、自分の魂と自分の祖国を癒すためには許しが必要と考え、その印として自分を監禁した人たちに最前列の席を用意したのである。
マンデラ氏のことを考えたら、自分の受けた仕打ちなど、ほんの些細なことであるような気がしてならない。今は病気がそうさせているのだろう。
ゆっくりと、少しずつ、今までの私が許せない嫌な奴のことを、ネルソンマンデラのように許せるように。