スライド05

絵描きのこと

絵を描くのを趣味やお仕事にされている方々には、好きな絵描き(画家、イラストレーター、絵師とか)がいらっしゃることが多いことかと思います。

私は音楽と異なり、絵に関しては残念ながらこれまで強い思い入れを持つ絵描きに遭遇したことがありません。
古今東西あらゆる絵描きに触れたわけではもちろんありません。
有名どころについてはお勉強も兼ねて、実物を含めて観る機会もあった方なのに、魂が震えるほど、ということはありませんでした。

人に聞かれると、面倒くさいので「セザンヌ」と答えることが多いです。(全くの嘘ではないので)

イラストに関しては、どうも昨今の主流の傾向は苦手です。
(好きな方も多いかと思いますので、具体的に述べることはしません。)

ただ。。。最初に出会ってから、この方のイラストは好きだな、という方はいらっしゃいます。

山田章博です。

リアルタイムで、この本が出たときに買いました。
当時愛読していたFool's Mateというプログレ、ユーロピアンロック、ポストパンク専門誌で紹介されていたので。

そのずいぶん後に、好きな小説で5本の指に入る小野不由美の十二国記シリーズでも堪能しました。

同じく紹介されていた内田善美に関しても、全巻買い揃えていきました。
漫画として読むというよりも、絵を楽しむ感じでした。

今は、中2になった娘が毎日絵を描いています。

時には鉛筆画、特にはコピック、時には水彩。
モチーフは概ね女性です。
先日は、「何を描こうかなあ」と言っていたので、娘(と私)が好きな、万能鑑定士Qの凜田莉子を、自分の想像で描いてみたらとけしかけました。

わずか15分で、小説での特徴を良く表現した鉛筆画を描いてきたので、肝をつぶしました。

もう自分が描けなくなってもいいや、と半ば本心で言ったら、娘に叱られてしまいましたとさ(嬉しい)。