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アニメ関連記事まとめ

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私が書いたアニメに関する記事をまとめています。
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#ネタバレ

「ダンまち」劇場版を見てると、めっちゃ考えさせられる

今、ちょっと事情があって「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」5期の視聴を中断してるわけだが、 「そうだ、こういう時にこそ、まだ見てなかった『ダンまち』劇場版を見てみよう」 と思いたち、昨夜これを見たんです↓↓ 劇場版「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~オリオンの矢~」(2019年) ・・何これ? めっちゃ傑作じゃん!正直、TVアニメの劇場版というのは期待外れのものが多いし、これもさほど期待してなかったんだが、もう完全に事前の予想を上回っ

「監督不行届」を見て、庵野秀明という男を知ろう!

今回は、FROGMAN制作のショートアニメ「監督不行届」を取り上げようと思う。 FROGMAN、「鷹の爪団」とかのフラッシュアニメを作ってる人だね。 で、原作は安野モヨコさんの同タイトルの漫画で、これはかなり有名だから皆さんもご存じだろうが、安野先生の旦那様である庵野秀明の「観察日記」とでもいうべき、ノンフィクション系の作品である。 これは、アニメファンなら必見の作品だろう。 まだ未見という方がいらしたら、一番手っ取り早いのはYouTubeで「Kantoku Fuyuki

「ワンピース」、魚人島編の重要度を考察してみた

今回は、ちょっと真面目に「ワンピース」考察をしてみたいと思う。 この考察をしてみようと思ったキッカケは、先日から始まった「魚人島」編リメイク版放送というのがどうしても気になったからさ。 この時期に敢えて「魚人島」編の放送って、何らかの「意味」があるとしか思えないから。 考えられることは、つまりこういうこと↓↓だよね? 「魚人島」編は、クライマックスのオチに直接関与する、実は今までで最も重要な章である!・・あ、ひとつ最初に断っときますけど、私は原作(ジャンプ連載)読んでないア

「機動戦士ガンダム」は、まず劇場版3部作を見よう!

先日、「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」を見たんだが、あれはジオン軍サイドから見た一年戦争(UC0079)だったので、今度は地球連邦サイドからの視点を再確認してみたいと思い、昨夜は久しぶりに劇場版「機動戦士ガンダム」1作目のやつを見たのよ。 いやホント、かなり久しぶりで見たんだが、やっぱ劇場版「ガンダム」ってスゲーよな。 令和の今見ても、ちゃんと面白いんだから。 <劇場版「ガンダム」興収>・1作目(1981年)⇒17.6億円 ・2作目(1981年)⇒13.8億円 ・3作

上映禁止を食らった日本アニメ史屈指のカルト作「少女椿」

今回は、アニメ「地下幻燈劇画 少女椿」を取り上げてみたいと思う。 いわゆる「カルト作」というやつだね。 同タイトルで2016年に実写映画化されてるので、そっちの方を見た人は結構いると思うが、1992年に公開されたアニメ版の方を見てる人は少ないんじゃないか、と。 この「少女椿」アニメ版がいまいち注目されない要因は、ただ単純にDVD化されてないことと、サブスクでも配信されてないことに尽きるだろう。 これは自主制作映画で、もともとマイナー作品である。 じゃ、なぜ「カルト作」になっ

Netflix版3DCG「ガンダム」、マジで侮れんな、コレ・・

最近、世間で噂の「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」を見た。 この作品はNetflix製作、監督がエラスマス・ブロスダウ、脚本がギャビン・ハイナイトという聞いたこともない外国人。 アメリカ人なんだろうか? こういうアメリカ人たちが絡んでくると、当然のことだが「あぁ、これ多分めちゃくちゃにされる・・」とイヤな予感しかしないよね。 甦る、「ドラゴンボール」の悪夢アメリカ人ってさ、とても合理的な思考をする奴らだから「リブートは映像に最も適した形で原作を再構築すべし」という発想を

「ダンまち」の物語は、「古事記」がモデルなのか?

個人的に、今期2024秋クールのアニメ覇権争奪戦はかなり熱い展開と思っていて、間違いなく、その中軸になってるのが異世界系ビッグタイトルマッチとでも言うべき 「Reゼロ」vs「ダンまち」 この両者の対峙である。 私はラノベを全く読まない人だから詳しいところを全然知らんのだが、でも識者に言わせると、今クールの「Reゼロ」「ダンまち」、この両作品ともが「物語における最大の見せ場」の章を今回もってきてるんだそうだ。 でも何でまた、そういうのが運悪くバッティングしちゃったのかねぇ・

田中芳樹+出崎統=アニメ史上最強の俺Tueee!「創竜伝」

Production.I.Gのリメイク版「銀河英雄伝説」、最近また見てるんだけど、やっぱ面白いよね。 原作者・田中芳樹先生はつくづく偉大である。 あと、この先生は「アルスラーン戦記」の作者でもあり、このての戦記モノを書かせたら無双の作家だよなぁ。 ところで皆さんは、田中先生の「第三の代表作」として名を挙げられてる、「創竜伝」という作品を知ってますか? 実は、ちゃんとアニメ化もされてるんです。 しかし、アニメとしての知名度では「銀河英雄伝説」や「アルスラーン」の足元にも及ばな

渡辺歩の「ドラえもん」5部作、「間」をとることの名人芸

さる9月に大山のぶ代さんが亡くなり、改めて旧作の「ドラえもん」見たいな、と思ってる方も中にはいるだろう。 そんな方に、私がダントツでお薦めしたいのが「渡辺歩監督中編5部作」である。 ・・え~っと、渡辺歩って誰のことだっけ?と言われたら困ってしまうが、こういう人です↓↓ 渡辺歩<代表作> 映画「海獣の子供」 映画「漁港の肉子ちゃん」 映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」 TVアニメ「サマータイムレンダ」 TVアニメ「宇宙兄弟」 TVアニメ「恋は雨上がりのように」etc

凶暴度史上NO.1アニメ「ポプテピピック」の恐ろしさ

今回は、アニメ「ポプテピピック」を取り上げてみたいと思う。 これは、ある意味とても有名な作品である。 「ネット流行語100」2018年の年間大賞だったほどだし。 とはいえ、その評価は大きく二分されている。 「面白い!」という反応と、「ワケ分からん・・」という反応にね。 個人的には、「ワケ分からん・・」と反応してる側の方が人としてマトモなセンスだと思うけど。 これの原作は、竹書房のWEBコミック配信サイトに連載された4コマ漫画である。 そのアクセス数は記録的なものだったらし

ここにきて「ワンピース」がさらなる進化を遂げている

最近、「ワンピース」の「エッグヘッド編」が一旦中断されて、代わりに「魚人島編」再放送をやってるんだよね。 それも単なる再放送じゃなく「SPECIAL EDITED VERSION」、若干作画の新規追加ありの新編集パターンのようだ。 そして、オープニングも新規となったけど、これがなかなかファン泣かせの「ウィゴー!」新バージョンである。 なんせ、歌唱が「麦わらの一味」だから。 ちょっと聴いていただこうか。 これ、すごくイイと思うわ。 みんな、うまく唄うことよりも、自分の役柄の

荒木飛呂彦、不老不死説を知ってますか?

「ルックバック」見て思ったことだけど、考えてみれば「漫画家が主人公の漫画」というのは意外と多いよね。 ・バクマン ・かくしごと ・俺はまだ本気出してないだけ ・アオイホノオ ・ぼくだけがいない街 ・月刊少女野崎くん ・アイアムアヒーロー ・まんが道etc これはほんの一部で、実際はもっともっとあるだろう。 ・・そうだ、漫画を描くシーンは皆無だけど、西原理恵子「毎日かあさん」も主人公は西原先生自身だし、これも漫画家主人公カテゴリーに入るかと。 この作品については、アニメ版

「ルックバック」押山清高の原点を見てみよう!

今年、映画「ルックバック」のヒットにより、一躍注目を集めたのが監督の押山清高さんだと思う。 この人、もともとからしてある筋にはめちゃくちゃ有名で、でもそうでないところでは全然知名度がない存在。 ・・どういうことかというと、この人は生粋のアニメーターであり、作画が異様に巧いことによって業界で名を馳せてた人物なんだ。 ぶっちゃけ、将来アニメーターを目指す人たちにとっては、「神様」みたいな存在らしい。 だけど、こういうの↑↑って、「知る人ぞ知る」の領域だよね? それは、ジブリでい

多分、これが2024年賞レース独占だろう「ルックバック」

今回は、話題の映画「ルックバック」について少し書いてみたいと思う。 凄く評価の高いアニメだよね。 というか、これは原作がもともと神作品らしく、「このマンガがすごい!2022」オトコ編1位に選ばれてるわけで。 全144頁、読み切り全1巻の漫画がここまで高く評価されるのは珍しいことなんじゃないか? 原作者は「チェンソーマン」でおなじみ、藤本タツキ先生。 といっても本作は「チェンソーマン」と全く作風は異なり、どこか地方都市に住むオンナノコの2人がコンビで漫画を描いていく系の物語