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白か黒の世界から抜け出す



「白か黒か」
「正しい」か「間違ってるか」

「善」か「悪」か
決める方が楽だったりする。


でも

立場が変わったり
環境が変わることで

この「善」と「悪」は簡単にひっくり返る。



1番難しいのは
グレーゾーンだ。


私は
昔から「グレーゾーン」という中途半端な存在がとても苦手だった。


理由は
はっきりしてほしいから。


白か黒か決めるということは

良いか悪いか決めやすいし

自分と合うか合わないかもわかるし

味方か敵か決められて

関わるか、関わらないかを決められる。



だけど
ヨガを学び
「グレーゾーン」という存在がとても大切なことだということを知った。



グレーゾーンは
中途半端などっちつかずな存在と思っていたけど

そうではなくて

「白」「黒」と決めないことなのだとわかった。



「白」が良いと思う人もいるし

「黒」が良いと思う人もいる

その中で
自分は今回は「白」だな。と決めただけ。


自分が白だからといって「黒」が悪いわけじゃない。

つまり排除しない姿勢を保つ状態が「グレーゾーン」だと思う。


いわゆる「中道」
という言い方だったり


東洋医学だと「中庸」
という状態で

偏りのない
真ん中にいること。


そうすることで「争う」必要がなくなった。

自分に賛成するひとを集ったりそういう人とだけ付き合う!と決める必要もないのだとわかった。


これは
そう簡単にできることではないし
難しいことだけど

学んで、意識して、行動していくことで変わっていくことを実感している。


自分の中で、
迷って迷って「これだ」と選択しながら過ごして
人生を生きていくことを知ったとき「迷っていいんだ。」って思えた時に

「自分と違う意見」を選んだ人は「悪」で排除しよう!という気持ちはかなり減っていきました。

その結果、人との関わりがとても円滑になりました。


でもね。
人は誰しも
自分の中に「正義」や「善」とする感情がある。


この「善」とされる思考が強くなると
その反対は「悪」になり排除したくなってしまう。


この前の
DaiGoさんの
炎上が正にそうだけど

彼も自分の中にある「正義」や「善」が強くなったことで
それ以外、それ以下の人は悪という認識になってしまった。


ここで大事なことは

彼が悪いやつ!ってことではなくて
こうやって人は自分の中になる「善」や「正義」への傾きが強くなる時がある。

誰にでもそうなる可能性がある。


だからいつも偏りなく見れる目を養っていく必要がある。
それがヨガだったり仏教の教えであり「学び」。



立場や場面や時代が変われば「善」や「悪」というものは変化していくから

なにが正しいかなんてわからない。


その答えを出すまでの
「迷い」や「背景」「環境」を想像したり聞いたりしていくことで
「善」や「悪」に偏らずに見ていくことができる。



それから私がとにかくヨガで大事にして何度も
伝えていることが

【自分と他人を比較する】のではなく
まずは【自分の心と体のつながり】を感じること。

自分と繋がれたら
人と人との「つながり」を感じていくことができるようになる。


そしたら
自分と相手との「共通点」や「つながり」も見れるようになる♪


「共通点」や「つながり」を
見つけられるととっても嬉しい気持ちになる!


ヨガの語源が
「yuju」ユジュ=「繋ぐ」という意味がある。


自分の心と体を「つなぐ」という意味と共に
自分と他者を「つなぐ」という意味合いもあると私は思っている。



ヨガヒーリングは自分と自分との対話を大事にした時間。

一人で悶々と対話して悩むより人に話した方が
何倍も早く思考の整理ができて進むべき方向性がわかったり
理想の自分に近づける。

不安定にならない自分になるのではなく
不安定な自分さえも受け入れて許せるようになっていくヨガ

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