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なぜ哲学が複雑なのか?


まずわたし達はさまざまな人生の体験を通じて
えた経験や知識を応用して日常生活をしています。

それは例えるなら…
失敗から学んで先を読んで危険を回避したり、他者の気持ちを想像して助けたり助けになるモノを生み出す能力です。これは人間にのみ与えられた素晴らしい能力です。

しかし、他方でそれらによって本当はそのまま受け入れれば悩まずに済むことや、無いことを有ると思い込んだりしてしまう。

つまり、私たちは"想像=思い込み"という素晴らしい能力のおかげで、今ここを受け入れられなくなっている。

裏を返せば、わたし達自身が"よりシンプルに、より純粋に"なればるほど現実をあるがまま受け入れられたり、思い込みやバイアスから解放されるということです。そして、バイアス(色眼鏡)が取り除かれたとき、もっとも哲学が腑に落ちます。ではどのようにバイアスを取り除くのか?

その方法がアーサナや瞑想等の「実践」です。

例えるなら…
"よりシンプルにより純粋になる行動"です。

ここでとくに重要で注意が必要なポイントがあります!それは…「じゃあ理論は置いといて、とりあえずやってみよう!」「じゃあ哲学は置いといて、とりあえアーサナだ!」ではないということです!

実践しながら常に「これは理論としてはどうなのか?」と古典や文献を参照することが重要です!つまり、ここではヨーガスートラやバガヴァッドギーター等の教典です。



哲学が複雑なのではありません。
哲学は常にそこにあり常にシンプルです。

自分をシンプルにすれば、
哲学もシンプルに理解できる。

実践でえた実感を、
理論と照らし合わせながら進みましょう!


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