オレたちスクーターボーイズ
またしても読んでいただきありがとうございます、これはフィクションなので真に受けるとバカを見ますよ🫵
色々あったけど端折ってパーイに向かう日の朝のお話、
11時にサババに集合して天気を見ながらパーイに向かいましょう、とモンキーさんから連絡をもらって朝メシを食べる。
like homeというホステルは夕飯も朝飯も含まれていて、ママの優しい笑顔までも楽しめる最高の場所でした。
天気次第とは言っていたものの空模様はスッキリしない状態が続き、やきもきしながらコーヒーを飲んで拝んでいました。
サババに着くといつも通り、犬を撫でたり、ラウルとお話ししたり🥦を見せてもらったり
さらにモンキーさんはこんなの貰いましたと言いながら怪しげな小瓶を見せてくれました。
ラウル曰く、めちゃくちゃ効くから薄めてやってくれ!こういうのはビビりながらやるのが丁度いいんだ!
モンキー曰く、エディブル系は全く効かないからこれも絶対たいしたことない!
結果はソーダ割にしても液体は混ざらなくてなんか勿体無いね!というものでした、効果はわかりません!
空は我々を祝福する様に晴れ渡り、袖を捲ってスタートについてエンジンをつける。
風が心地よく、全てに誘われるようにサババを離れる。
ちょー馬鹿とラウルに笑われながら3時間山道バイクを開始しました。
スタートはとても良く、すり抜けながらスイスイで超スムーズ。
頭の中はF-1のTRUTHが流れて、セナに憧れた少年時代を思い出す。
途中ちょっと降り出して一服休憩をとると、追い抜いていった強敵たちが再び現れるが我々はとてもリラックス。
それでもいいじゃないか、人間だものという境地に到達する。
そんなこんなで進んでは降り出して雨宿りを数回繰り返す。
途中のカフェなんてどんどん雨が強まってコーヒー飲み終わっちゃったから白湯を飲み出す始末。
もうあとは気合いでなんとか行きましょう!という神風アタックのごとく突進令に、死ぬにはいい日だ!とウォーボーイズの気持ちを宿しながら雨の痛みを無効化しながら進む。
最後の休憩地点でカッパを買ってメシ食ってまた先を急ぐ。
ぐにゃぐにゃの坂道を登ってるのか降りているのか、はたまた走行しているのか飛んでいるのか?
謎のハイテンションで駆け抜けてなんとか本日のお宿まで辿り着く。(というか、ヨガさん宿どうするの?オレこっちなんでに👋勝手について行く)
着いたら雨止んでるなんてよくあることで、なんかめちゃくちゃ元気だし飲みに行きましょう!ということで着替えを済ませてふたたびバイクにまたがる。
パーイは中心のウォーキングストリートだけ栄えていて、その規模感とかも十分で愛らしい。
これからこのいつもの商店(寺の向かい)で毎晩のように飲むことになるとは、この時から既に思っていました。
隣でコムヤン買ってきてここの椅子を使ってのんびりくつろぐ。
ビールがすぐに飲めてとても良い。
ビールに飽きたら10バーツでショットも飲めるし、鳥肌って意味らしい名前の酒は飲むたびにビリビリきて楽しい。
名前については調べてないのでわかりませんけどね
モンキーさんのお友達の彫り師さん(カート)まで紹介してくれて、その友達たちとジョインしてあれやこれやと忙しく接種する。
一番ビビったのはクラトムで、ひたすらに苦い葉っぱを噛みまくって苦い思いをひたすら続ける嗜好品でした。
地元民はこれを噛んでレッドブルみたいな甘汁を飲んで超元気、パキパキ!ってのをやってるみたいです。
この日は激しく飲みましたが、行きの謎テンションが酒やらを凌駕して終始いい感じだったのを覚えています。