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アーユルヴェーダ食事法: おやつ【デーツとアーモンド】
こんにちは。ヨガインストラクターのreinaです。
「デーツ」という食べ物をご存じですか?栄養価は非常に高く、鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルや食物繊維、ビタミンも豊富に含まれていて、まるで天然のサプリメント。今回はデーツについて、そして食べ物が身心に与える影響についてご紹介します。
①デーツとは
②1日のエネルギーバランスを整える
③身心にマイナス影響を与える食べ物を控える
①デーツとは
デーツはナツメヤシとも呼ばれ、砂漠のような過酷な場所でも育つ生命力の強い植物の果実です。過酷な環境のなかでも、1房に1000個の実がなります。「デーツと水分があれば砂漠で生き延びることができる」と言われるほど栄養価が高く、中近東の女性は元気な子供を産むために妊娠中にデーツを食べるそうです。
最近はドライフルーツとして日本のスーパーでもよく目にするようになりました。干し柿のような食感と黒糖のような甘さが特徴で、アーユルヴェーダでは良い血液をつくり、体力をつけ、肉体疲労を癒す、体に良い食べ物としています。
1日に食べる量は1個~2個。朝食やおやつとして食べます。お好み焼きのソースで有名なオタフクが出しているデーツは、スーパーのレジ横にも売っていて、私はおやつとして食べています。
クッキーやチョコなどの市販のお菓子のかわりにデーツを食べたり、デーツだけで物足りない時は、アーモンドを数粒よく噛んで食べると満足感があっておすすめです。
②1日のエネルギーバランスを整える
アーユルヴェーダでは、1日3つのエネルギー(トリ・ドーシャ)が変化してくと考えられていて、午後2時から午後6時までは、ヴァータというエネルギーが強くなる時間帯としています。
一つのエネルギーが強くなる場合、そのエネルギーをそれ以上増やさないのと同時に、別のエネルギーを強めてバランスをとります。
ヴァータのエネルギーを抑えるものは、甘味、塩味、酸味のもので、小腹がすく夕方に甘味のあるおやつを食べることは、エネルギーバランスを整えます。甘味のあるデーツはおやつとしてピッタリです。また体を冷やし過ぎない程度のフルーツもおすすめです。
③身心にマイナス影響を与える食べ物を控える
私たちの体は食べ物からできており、それは心へも影響するとアーユルヴェーダでは考えます。私たちの生命力や活力をオージャスといいます。体に良いものを食べて、きちんと消化するとオージャスができます。体にオージャスがたっぶりとあると幸福感、免疫力、やる気が生まれ、人は精神的な成長を続けるとされています。
オージャスを減らす食べ物は、作られてから時間がたった食べ物、人工的な添加物が入ったものなどです。また、怒り、悲しみといった感情や寝不足の状態もオージャスを減らします。
市販のお菓子や加工食品ばかりの食生活を続けるとオージャスを減らしてしまい、身心の健康を損なうことにつながります。市販のお菓子やパン、インスタント食品は手軽で便利なため、つい手が伸びてしまいがちですが、実は生命力を弱めてしまします。
オージャスを増やす食べ物は、旬の野菜、出来立ての料理、愛情をこめて作られた食事などです。愛情たっぷりの「おふくろの味」は、子供たちのオージャスを増やしてくれます。アーユルヴェーダの食事法は、日本で親しみある食材「まごわやさしいこ」を取り入れて、和食にもアレンジできます。
食事やおやつをつくったり、デーツなどの自然界にある食べ物を選ぶといったことは、ほんの小さな選択です。でもその積み重ねは、「幸せな人生」を作ってくれる源になっていくのです。
このサイトでは、取り組みやすいヨガのアーサナやアーユルベーダ式のセルフケアを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
オージャスたっぶりな食事や、今回ご紹介したデーツを食べて、元気でワクワクな人生を過ごしていきましょう。
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