魅せる背中になる「セツバンダーサナ」
美女らしき後ろ姿。顔は見えないがきっと美人に違いない。
その中に猫背の人はいましたか?
背中が丸まると・・・
背筋が伸びるだけで人の印象は大きく変わります。
背筋を伸ばすのに重要な筋肉が脊柱起立筋。背骨に沿って縦に走っていて、その名通り、背骨を立たせる役割を担っています。
脊柱起立筋が弱ると、背中が丸まって見た目の印象が悪くなるだけではなく腰痛の原因にも。
そこで「橋のポーズ(セツバンダーサナ)」
下半身だけのブリッジです。本記事ではショートブリッジのやり方を紹介。一日十回、毎日続けて背中美人になりましょう。お尻も引き締まりますよ。
準備運動(呼吸に合わせたショートブリッジ)
※:ポーズ中に首を動かすと痛める恐れがあります。ポーズの最初から終わりまで頭は動かさないようにしましょう。
・床に仰向けになり膝を立てる
・太ももの間にペットボトルなどを挟む
・かかとをお尻の近くに引き寄せる
・つま先は平行に。
・両手を体側の床に降ろし手の平を床に着ける
・へそを縦に伸ばすようにお腹の力を入れる
・息を吸いながら足裏で床を押して、
背骨の骨を下から一個ずつ床から離していく
※:太ももを内側に回して膝が外に逃げないようにする
・息を吐きながら背骨を上から一本ずつ床に降ろしていく
・呼吸に合わせて3~5回繰り返す。
橋のポーズ(セツバンダーサナ)
・準備運動ので行った姿勢からスタート。
・息を吸いながら、背骨を下から一個ずつ持ち上げる
・肩を背中の下に入れて、手を後ろで組む
・足の裏と腕で地面を押す
・お尻の穴、会陰をキュッと締める
・太ももに挟んだペットボトル等をしっかり挟む
・脚の付け根をひざの方向に伸ばす
・へそを胸のほうに伸ばす
・余裕あれば胸の中心をあごによせる
(あごを胸に寄せるのはNG。頭は動かさない。)
・3~5呼吸キープ
・手をほどいて、肩と手のひらを床に降ろし
・息を吐きながら、
背骨を上から一個ずつ床に降ろす。
背骨を一骨ずつ、ゆ~っくりと動かしましょう。
背骨を一骨ずつ動かすのがポイント。しかし背骨の骨って何個あるのでしょうか?次の項目で背骨の構造を見ていきましょう。
背骨の構造
背骨こと脊柱は二十四個の椎骨が連なって構成されています。
一番上から七番目までの椎骨は頚椎。
後頭部の凹みの奥から肩の高さにかけて存在している骨です
その下にある十二個は胸椎。
首の付け根から真っすぐ腕を下した時、肘がある位置辺りまで繋がっています。
さらにその下の七個が腰椎です。
橋のポーズに限らず背骨を動かす運動の時は背骨の構造、背骨の感覚を意識しながら行うと運動効果がアップします。そして身体感覚も鋭くなります。
ヨガを行う際は普段は意識を向ける事の少ない、自分の内側に意識を向けてポーズを味わいましょう。
普段意識を向ける事の少ない、私の事にも意識を向けてくれると嬉しいです。
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