『AYUR YOGA』インタビュー Vol.1
こんにちは。インストラクターのAyumiです。
朝の!外の!ヨガは!最高に楽しかったです⭐︎
最初に自分の感想を言ってしまうほど、とにかく実感した先日の天候は気持ちよかった!
日陰もあり、朝の穏やかな陽射しもあって、冷んやりした気温のなか、適度に温度調節(場所を移動しながら、アウターを羽織ったり脱いだり)をしながらのレッスン。芝生の上にヨガマットを敷き、マスクをとって新鮮な朝の空気を吸いながら、見上げた空が・・・
高い。
空高く飛んでいる飛行機との距離感が、一瞬で私たちを違う次元へトランジション。首の前を伸ばしているストレッチを一旦止めてw「あれはどこ行きかなー」「海外行きたい!」「って言うか、空を見上げるとかしてなかったなー」などなど。
先にお伝えすると、この日ぐっっすり寝れましたワタシ。最近は夜中に何度か目が覚めることが一ヶ月以上つづいていました。寒くなって首元が冷えるからだと思っていましたが、理由は他にありそうです。
・この日改めて感じた外ヨガの良さ
・のんびり自然に触れてリラックスできた
・朝の陽射しで体内リズムが活性化し睡眠導入剤となれた
などがあったからだと思います。
ふだんの運動指導中は、エクササイズをしっかりとするため、皆さんとゆっくりお話をする時間がなく聞きたいと思っていたので、心境や近況を聞けて良かったことも大きいです。
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以前こんなことを聞かれました。知り合った方から率直に「がんサバイバーさんに運動指導をしていると、(ワタシも一緒に)しんどくなる時はないですか?」と。最初は「そうかー。そう思われるんだ」と内心。
がん治療中は想像し難い、決してラクなものではないですが、運動に来られている方は「皆さん気持ちは上がって来ています」と答えました。ホントにそうなんです。
一緒にしているエクササイズも間違っていない。
エクササイズ中、実際はワタシの方が声を出して笑っていて(結構ゲラなのでw)、大阪人ですし、つい笑いを入れてしまいます。皆さんの反応もオモシロイ!笑
さっきの質問をされた方は、きっと共感力の高い方で(お話をしていて、そう感じました)、自分も同じ気持ちになってしまいシンドくなりそうだからと。わかります。
今後、機会があれば運動指導やアーユルヨガをしている様子などを動画にアップしたいと思います。どんな雰囲気か、どんな運動やヨガをしているか、世界に発信したいと予定しています★
(もちろん、サバイバーの皆さんの了承があればです)
そこで!
一緒に運動やアーユルヨガをしている方へ、インタビューをしました。がん治療中の皆さんは十分に闘っており、すでにして英雄です。「がんばってらっしゃいますよ!」と声をかけると「そう言ってもらえて、がんばっているのに気づけました」と。一瞬ハッとされた表情が印象的でした..。
楽しみながら、笑って、運動をしているサバイバーさんたちの強さを知っていただこうと!
インタビュー記事をつづけていきます!
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40代 乳がんを経験。
入院中にぼんやり眺めていた天井や窓の外を見ながら、
いつ死ぬかわからないし、退院したらやりたいと思ったことはやろう!と行動しました。
治療の影響で「手の感覚・筋力」がグンっと落ちたのでよく物を落としたりこぼしたりします。手先を使う仕事や細かい作業はできないし、日常生活でも「握る」場面で結構煩わしいことが多い。
(がんになったのが)まさに晴天の霹靂だったので、つまづいた感と言いますか、これまでがんばってきたことが失敗に思えたりもした。“どうせ転ぶなら前に転ぶ”じゃないですけど、プラスなことに、ポジティブなことに変えていきました。結果どうであれ全力でやってきたんで、がんばっても報われないこともあるんだと。次に進むしかないですね。
最近観た映画のセリフにも、
“溺れるのは川に落ちるからじゃない”
“そのまま沈むからだ“ けっこう響きました。
個人事業主なので、真っ先に「仕事・・・」ってなりましたけど、治療中でもできる仕事だけをして、あとはお休み。あとアレですね、歳をとってから罹患するより、まだ体力がある今のうちにがんになって良かったと。笑
治療に耐えてくれた自分の体に感謝!ホントにがんばってくれた!その自分を自分で幸せにすると決めた。
「自分に合った運動や栄養」を自ら学んで、日々実践しています。どうせ食べるなら栄養(食事)も美味しく摂りたいと、料理解説のあるシェフのYouTube動画を観るようになりました。まずは病気にならない・あとは太らない程度に食べたいモノを食べます!
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40代 卵巣がんを経験。
❶なにが一番変わりましたか?
生活に対する向き合いかたですかね。
病気になる前は、いろいろやりたかった事とか改善したいことを後回しにして、仕事や周りの人の事を優先してギュウギュウ詰めだったところを、もー自分のこと考えて暮らしていこー!となってます。
運動したり、ご飯作ってゆっくり食べたり。
❷自分で「強い」と感じた瞬間やエピソードなど、ありましたか?
治療で髪の毛が抜けて始めはやっぱりショックだったんですが、いろんなターバン巻いたり、帽子を工夫したり
オシャレの幅を広げたなー!とニヤニヤしながら暮らせてるところです。
❸これは何のチャンスですか?
①とかぶるんですが、
ずっと日々ダッシュしてきたのを強制ストップかけられたので、考える時間もらえたと思って
これからの長い人生楽しく過ごそうよー!
ゆっくりいこうぜチャンスタイムかと。
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40代 乳がんを経験。
ブラトップを着るようになりました。
どんだけ楽で良いと聞いていても、ワイヤーが痛かったりしてもおしゃれだったりかわいいものが多いブラジャー派だったのですが、着てみるととても楽チンでした。でも、テンションは上がらないですね
気持ちが落ちるとなかなか切り替えられない事が多いのですが、病気が分かった時は、ショックはあったもののすんなり受け入れていました。入院中も動きにくくなっている体や今後の事が不安で色々調べていた時、たまたま見つけたがん専門運動指導士との運動(パーソナル)に絶対通う!と即決するなど病気に関することはいつになく前向きでした。
術後、腕が以前のように動きにくくなったり、腕を伸ばすと痛みが走るたび不安でした。今までストレッチや筋トレを何度も挑戦しては挫折を繰り返してきた私が、今はよっぽどな事がない限り毎日続けています。続けられたのは、単に腕が動かない不安と焦りからだったと思いますが、これを機に『毎日ストレッチをやらないと気持ち悪い(気が済まない)』くらいになりたいです。
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50代、40代で乳がんを経験。
全部が変わったと感じるくらい、別人モードなので難しいですが、年齢を気にしなくなったかな…。
それまでは、もう〇〇歳だから…を連発していたように思います。がんが見つかったのは41歳だったのですが(今思うと若い~!)いい年なのにこんなことをしたら恥ずかしいとかこうあらねば、こうすべき、みたいな「ねば・べき星人」でした(笑)
でも今は、今が一番若い!と思って「今を楽しく」生きてます。
最初の受診から今まで、治療の過程をずっと面白いと感じていたこと、でしょうか。痛い・つらいことも多々ありましたが、感情が巻き込まれることはなくて、どこかで面白がっている自分がいました。抗がん剤か~どんな感じなんだろう、ワクワク!?みたいな。終始そんな感じでした。強いのか、ちょっとおかしな人なのか、わかりませんが(笑)「面白い」はちょっと不謹慎でしょうか。「興味深い」という意味です。
色んな意味で、断捨離チャンス!
大事なものと、そうでもないものが、なんとなーくわかった気がします。でも家の中の断捨離がちっとも進んでないのは何故…。
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50代女性、40代で乳がんを経験。
同じがん経験をした仲間を見つけようと行動したことです。(もともとすぐに行動するタイプではありませんでした。)
まずはがんを受け入れたこと。
次に前に進もうと動いた自分は強いのかなと思う。入院中にSNSでがんになっても運動をして生き生きされてる方に連絡をして、退院後、同じように運動を始めました!
挑戦できるチャンスかな。
一度立ち止まって自分の人生を考えた時、せっかくがんになったんだから、この経験を生かして新たなことにチャレンジしたいと思いました!
がん専門フィットネスのインストラクターの資格を取ったり、リンパ浮腫ピアサポーターになったり、最近ではチアダンスに挑戦しました!笑
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40代 乳がんを経験。
❶なにが一番変わりましたか?
こんなにもよわい自分にはじめて出会いました
でもこんな自分も大切にしてあげたいと思えました
❷自分で「強い」と感じた瞬間やエピソードなど、ありましたか?
あんまりないかなあ
❸これは何のチャンスですか?
自分の在り方を改めて振り返るきっかけになりました
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40代 乳がんを経験。
今までは、場の空気を乱さないように気遣って笑ったり笑わせたり、不満も黙って飲み込んで、我慢して耐え抜いたりする性格でしたが、もうやめました。
がんになるのは2回目なんですが、がんになったからと言って、夢や希望、やりたいことや未来を奪われたくないので、「これからどうなりたいか?」を具体的に考えて、それを実現するために動き出しました。
チャンスと考えることはとても難しいけど、
色々と見つめ直す機会にはなったかもしれないです。
長生きしたいわけじゃなく、自分にとって意味のある人生を送りたいと気付きました。
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50代 乳がんを経験。
(がんを経験して)
❶なにが一番変わりましたか?
幸せに気づけるようになりました。
美味しくごはんを食べている時、働いている時、運動している時、きれいな青だなあ空を見上げた時、孫と公園で遊んでいる時等々、幸せだなあと感じています。
もちろん、浜崎インストラクターと運動している時もとてもハッピーです。(少々大変だけど笑)
❷自分で「強い」と感じた瞬間やエピソードなど、ありましたか?
癌になった事を受け入れ、マイナス思考になった事がありません。(泣いたりしていない。)
抗がん剤、手術、放射線治療後はすぐに再発しないために何をしようか、考え行動しました。
その1つが浜崎インストラクターとの運動です。
前回は翌日筋肉痛がすごくてびっくりでした。
こんな筋肉痛何十年ぶり?!慌てて、タンパク質たくさん食べてます。
❸これは何のチャンスですか?
今までの生き方を振り返るチャンスになりました。
休む事が怖くて、睡眠や休憩を削り、家族は省みず働いてきました。今はワークバランスを考えています。
癌の治療のため強制的に休まざる得なくなり、休む事が怖くなくなりました。(私がいなくても職場は意外と大丈夫でした。)
職場の勤務体制の改善(残業0を目指して)に取組むきっかけにもなりました。
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次回のAYUR YOGAは、
12/25(日)10時〜12時、@城東区民センターにて開催です。お申し込みはこちらから。