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Vol.11 | 「その子が辞めて労働力が痛いだけなら、引き留めなくていいよ。あなたの心が痛むなら、全力で引き留めた方がいいと思うよ。」

週末、京都の淀駅から岩清水八幡宮まで五キロ歩いた。

湿気があって暑いはずなのに。
じめじめした風さえも心地よかった。

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そんな時にふと。
思いついたコト。

それは、冒頭の言葉。

「その子が辞めることで、

労働力が痛むのか、あなたの心が痛むのか。

どっちだろう?

労働力が痛いのなら、引き止める必要はないと思う。

心が痛いのなら、全力で引き止めたほうがいいよ」

この言葉を発した方とは。

私のこの5キロのウォーキングを

共にしてくれたサンダルブランド創始者であり社長さんです。

おかげで長い道のりも自然たっぷり味わいサンダルで楽しく歩けました。


🌼 🌼 🌼


夏はスニーカーが暑苦しく~。しかしなかなか歩きやすいサンダルを見つけることができなかった私。

そんな悩みを抱え続けて、何十年間も毎夏、困ってました。

そしてつい数年間にようやく。

いつまでも歩けるような、足にぴたりとフィットする「リゲッタ」や「リゲッタカヌー」サンダルの存在を知りました。

そして虜になりました。

こんなサンダル。

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これは、

株式会社リゲッタのサンダルです。

私は、このサンダルが大好きです。

土踏まず丸ごと足裏にフィットするからほんとにほんとに歩きやすい。

でも。

歩きやすいだけじゃない。

社長や社員達が熱い思いを込めて築き上げた歴史が刻まれているから。履いていると、心が熱く満たされてくる気がする。

ホームページをちらっと覗くだけでも、他社シューズメーカーとは一風変わった、暖かみのある雰囲気が感じられるかと思います🌈

(一度、ホームページの社長のメッセージ理念その他諸々を、覗いて見てください🌸熱い"想い"が伝わってくると思います。)


🌼 🌼 🌼


私は数年前、この会社でお仕事をさせてもらっていました。


初対面では、社長とは思えぬ物腰の低さに腰を抜かした記憶が今でも鮮明です。

入社してから深く知ったのは、社長の靴作りに対する愛、そして町の人々やルーツへの愛や真心が溢れていました。

「自分が生まれたこの生野の街全体で協力し合って靴作りをして、この街を活性化させたい。

この街で産まれたブランドが世界に広がったら、すごいよね、おもしろいよね✨」

こんな風によくおっしゃっているのを聞いていました。

この会社では、新しい発想がどんどん生まれる。

若い世代から上の世代まで、幅広い世代が活躍しているから。

こんなに人情味と創意工夫に溢れる会社って、なかなか巡り会えないのかも。

ここで学ばせてもらったことは本当に沢山あって書ききれないのですが。


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①まず一つはと~ってもオープンなこと。

なんでも包み隠さず、経営方針や取り組みまでなんでも開示をし、他社にもどんどん開けっ広げにしていて、風通しが良い。

豊かな情報に溢れています。

なので色~んなところから、取材依頼が、どんどん来ていました🎥🎤

こんなに頻繁にテレビやラジオ、新聞に引っ張りだこの会社が、梅田や難波でもない、生野にあるんだなあ~すごいなあ~

と、人間の可能性や希望を目の当たりにして胸が熱くなりました。

②トップダウンをなくしている。

会議の場や話し合いでは、若手だからと意見を否定せず、若手だからこそのアイデアや立場、存在まるごとを尊重していました。

なので新しいアイデアがどんどん産み出される環境でした。


③失敗することを大切にしている。

"リスクヘッジ"
"リスクマネージメント"

という言葉をよく聞きますが、

この会社では反対に"失敗すること"を大切にしています。

それは言い換えると、"どんどん新しいことにチャレンジすることを大切にしている"

本当に危ないときは手を差しのべてくれる。

でもそうでない時は自らのチャレンジを失敗する場面でさえも、暖かく見守ってくれている。

なので、チャレンジがしやすい環境。

他にも色々話したいことがありすぎるのですが、全く書ききれませんので追々。


毎日走り回り涙あり笑いありの濃い日々を過ごしましたが、わたしは個人的な事情やヨガとの両立を目指したかったので、数年前に退職することになりました。

上司にまず退職の気持ちを伝えさせてもらい。

その方はわたしの気持ちを尊重してくださりました。

なので、余計に申し訳なくなりました。

そして私の退職についてを上司伝えで聞いた社長は。

上司に、冒頭のことを話されたそうです。

「その子が辞めて労働力が痛いだけなら、

引き留めなくていいよ。

あなたの心が痛むなら、

全力で引き留めた方がいいと思うよ。」

のお話をされたそうです。

なぜなら、社長は自分の気持ちを尊重されていて、社員自身にも自分の気持ちに蓋をせず、勇気を出して自分の気持ちを伝えることを尊重して欲しいと願っているから。


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そして上司は、

胸が痛むからと

私を全力で引き留めて下さいました;;

こちらもありがたくて寂しくて申し訳なくて無念で胸が痛かったです。

だからこそ、わたしは退職したとしても、違う形でなにか恩返しができたらな思っています。

今の私の活動では、この会社でもらった勇気や人情に支えられています。

もしも。

ヨガインストラクターとして、

集まってくださってくれる方が増えたら、

その方々に、リゲッタの良さや、

こんなに心を大切にする熱い会社があるよ、

とお伝えする。

そしてその魅力を知って喜んでくれる人がいらっしゃったら。

少しは恩返しができるのかな?

というのが今のところ思いつく一つです。

ヨガインストラクターとして

有名になってちやほやされたいとかは

なくて🌸

会社から宣伝してね~と頼まれたわけでもありません🌸

そしてわたしにはこの他にも感謝したい、

恩返しがしたい人が沢山います。

自分の信じる道に進み、大きな成果が出たとするなら、感謝したい人に恩返しがしたい。

ありがとうと伝えたい。

このリゲッタという会社については、もっともっと伝えたい事が沢山あります。

今日はこのくらいにしておこう。

そして、私の夏のサンダルは、今年もリゲッタだけを履き通す。

大好きなサンダルを履いて歩くウォーキングは、それだけで清々しい♡


淀駅の空気めっちゃ美味しいかった!^^

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失敗を怖がっても大丈夫。と
チャレンジするあなたの背中を押す気持ちで記したnoteはこちら ✉️




First photo by Kelly Sikkema on Unsplash.
Second photo by Harald Arlander on Unsplash.
Thanks.


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