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②アルマジロのタン


どうも
肉糞食太郎でございます

今回紹介するグルメは
『アルマジロのタン』

鎧に覆われたような生物
丸まって身を守る

いやー
原始的ですが理にかなっている

そんなアルマジロのタンをいただきに
成田から12時間の場所

ここは『アセホソ』という街

女性は乳房を隠さず
男性はしっかり布をまといまくる
といった
現代では逆張り系の国

水は豊富で緑は多く動物もふくよか

空港から
ギリギリ道を車で走ること6時間

茂みを走り続け
突如現れる街がアセホソ

何かの骨を組み合わせた
ゲートのようなものをくぐると
アセホソ民のお出迎え

筋張った筋肉の青年2人に案内され
装飾された神聖っぽい小屋へ

そこで我々は服を脱がされ
体毛を全部剃られる

『神の儀式なのか?』尋ねると
どうやら村で
毛ジラミが流行っているそう

そのあと50度の熱湯に入らされ
汗が引かぬままに布を着せられる

同行してくれたガイドの女性も
同じように剃り毛からの熱湯風呂

かわいそうに乳房は隠せぬまま

極力ガイドを見ないようにして
アセホソの長老にご挨拶

長老はガイドの胸をしっかり見ている

顔の深いシワが古木のようで
重みを感じる
長老は表情が無いため
我々を受け入れたのかは、甚だ疑問

我々は長老の前に座らされ
2時間ほど長老の話を聞く

長老の生まれた場所や両親の話
思春期や激しめの反抗期
都会に働きに行ったコトの話や
合宿免許での恋、失恋、早めの結婚
40になってから二輪の免許とったや
妊娠してもギリまで働いていた
などなど

ちなみに長老は女性である

雰囲気は『キャシー中島』

地獄の4時間ほどであった

そして
いよいよ目的のモノ

『アルマジロ』の登場

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1,444字

旅に食に人に空 いいじゃない

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