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無意識と筋肉とわたし〜♪(自己肯定感について)

 こんばんは。不真面目すぎて自分もたまに困ってしまう、イルチブレインヨガ一般会員yoctoです。自分が困るぶんにはあまり支障ないことが多いので結局なおりません。
 さて、突然ですがみなさんは自己肯定感、高いほうですか?それとも低いほうですか?
 最近では無理に自己肯定感を上げなくて良い、という専門家の本もあったりで、自己肯定感がもともとマイナス値な私としましては救われる気がしながら逆に不安だったりもします。
 そこで今回は、自己肯定感は無理に上げなくて良いという心理学の専門家のありがたい見解について、フマジメ一般会員目線で考えてみたいと思います!

1.「むしろ上げてはイケナイ」!?

 自己肯定感を上げなければと言われると、低い人は無理しがちです。「無理して上げようとすると、強がったり自分をポジティブだと見せようとして今度は心が折れやすくなります」だそうで。
 確かにこれは分かります。不安を感じやすい時、どれだけ自分に「大丈夫」と言い聞かせても全く効かないんですよ。緊張しない緊張しない…!と言い聞かせていると余計に緊張しますし。で、案の定失敗して全てが嫌になります。心が折れるんです。もうヤダ、自分には無理、元気になるまで穴に入ってる…となります。仮にその時は成功しても、次がプレッシャーになって心身を壊します。それがたとえば、単に友達との会食であっても、です。心に重い鎧を付けながら生活するのは本当につらいことだと経験則から分かります。

2.自己肯定感ってそもそも何なの?

 そしたらやっぱり自己肯定感が高いほうが自分を肯定できやすそう、生きやすそう、だから根本的に上げたい!という人もいると思いますが、自己肯定感ってどうして上がったり下がったり、下がったまんまになったりするのでしょうか。

 でもそれより先に、そもそも自己肯定感って一体何なのでしょう?
 自己肯定感の定義は「自分はありのままでいい、生きているだけで価値がある、という感覚」のことだそうで。
 簡単に言ってくれますが、自己肯定感低ひくの私みたいな人にとっては超高難易度ゲームです。いわゆる無理ゲーです。生きているだけで自分に価値があると思えないからどうにかしたいんですよ、先生…!!

 また自己肯定感は、他者と自分を比べることで低くなるそうです。SNSをしていると何だか理由も無くツラいのはそれだったんですねと納得。
 つまり低くなるのは、失敗したとかネガティブな出来事が直接の原因ではないようです。たしかに、何があってもあんまり気にならない人になりたい。

3.だが、ちょっとはどうにかしたい

 無理に上げるのが無駄と分かったものの、自己肯定感がマイナス値(以前の私のような低すぎる人という意味で言ってます。学術用語ではないです。体感マイナス値)な人はどうしたら良いのでしょう。
 低すぎると今度は色んなものに病的に依存することに繋がりますし、そういう状況は控え目に言ってもツラいです。経験則から。
 せめて、生活に支障が出ないくらいにはしたいなと思うのですが、いかがでしょう。

 と思ってもう少し調べたら、アプローチする場所が違いました。自己肯定感にフォーカスするのでなく、まずは認知の歪み(ノイズと表記されていました)を自覚しよう、ということでした。
 簡単に言えば、「子育てがうまくいかないと母親失格」と思い込んでいたり、「筋トレがまた続かなかった自分はダメな人間」と思い込んでいたり、他にもあると思いますが、そういった心がモヤモヤするような自分の中の思い込みがメンタルノイズです。専門家によると、〝メンタルノイズ〟はたっくさんあるそうで。「SNSでイイネを貰えないのは自分のポストがつまんないからダメなんだ」「ミスしたくない」「人に嫌われたくない」というのも…。
 んで、そのノイズを見つけて「んなことない」と自分で認知を変えていく作業が、楽になるために必要なんだそうですよ。めんどくさい!いえいえ、あえてそれは言いません、楽に生きられるようになるならば。

4.認知の歪みに筋肉が効く?

 そういった人の認知の歪みを変えるのに、最近では運動や筋トレを推奨している所もあります。イルチブレインヨガの光明セッションはそれに非常に近いですが、単純に筋トレも心のレジリエンスを鍛えてくれるので個人的には筋トレおすすめします。お嫌でなければ。
 瞑想も良いと聞きましたが、単純に座ってやる瞑想は私にはあんまり効かなかったです…頭の中がごちゃごちゃで…!
 私が今回主に参考にさせていただいたのは山根洋士さんの『「自己肯定感低めの人」のための本』(アスコム)という書籍でしたが、メンタルブロックを筋トレで撃破できるという説も個人的にはカタいと思います。

 私の通っているスタジオのトレーナー先生も「筋トレすると自信が付いて、心が強くなるんですよー!」と教えてくれました。これも確かです、経験則から。

 今回は色々縦断して情報を集めてみましたが、分かったこととしましては、自己肯定感は無理に上げないでいい、死にたくならない程度には自分を認めてあげられればそっちの方がだいぶ良いってことでした。
 誰かの心のマイナスがほんの少しでもプラスに近づけば良いなと思いながら、今日はこのへんでお開きにします。おやすみなさい。

補足.

 珍しく真面目にWikipediaで調べました。自己肯定感が強い人ほど成功する、と心理学の分野で言われていたのは1970年代のアメリカでのことだそうです。けっこう古いですね。その後、実験や調査を経てどーやらそうでないらしい、自己肯定感と成功しやすさとは関係無い、と結論付けられたということです。

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