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知識と行動のバランス

2025年に入り、自分にとって大きな決断をしました。家族・友人の助け、魅力ある方々との出逢いもあり決断することができました。
書けるタイミングになったら記事にして振り返りたいと思います。
今日は読書、特に多読について最近考えていた内容です。まずは、この言葉から。

読書は、他人にものを考えてもらうことである。本を読む我々は、他人の考えた過程を反復するに過ぎない。読書の際には、ものを考える苦労はほとんどない。自分で思索する仕事をやめて読書に移る時、ほっとした気持ちになるのもそのためである。

『読書について』ショウペンハウエル

ニーチェやフロイトにも影響を与えた悲観主義哲学を展開したドイツの哲学者ショウペンハウエルの言葉です。暇さえあればつい本を読んでしまう自分にとって大きな戒めとなる言葉。

知識と行動力のバランス

自分の行動を振り返るため「行動力」と「知識(多読)」の軸で4象限を作ってみました。
 Ⅰ象限:知識も行動も伴う理想的領域
    (目指すべきゴール)
 Ⅱ象限:評論家的領域
 Ⅲ象限:まず行動の初期的領域
 Ⅳ象限:人生の初期的領域

例として英語。必死に受験勉強していたのに話せない。この線をみるとそれが分かります(早く気付きたかった…)。次に成功例としてのTJAR。Ⅰ象限に向けて動けた経験でした。
そして、最近感じている仕事の線。油断した結果、Ⅱ象限に向かっているように思います。
「多読の弊害」もこの右下へ向かう線。今年は仕事に対し、赤線へ修正したいと思います。
知識は行動のブレーキにもなる。

次は日本の伝統的な「心・技・体」。なじみのある言葉ですが、とても示唆のある言葉です。
ここに「意志」を足してみました。
そして、意志との組み合わせ。
心×意志:精神の方向性を創るもの
技×意志:反復による意志の鍛錬
体×意志:体の状態が意志に影響を与える

「心•技•体」と意志の統合が理想の自己へ導くのではないかと思います。

そして、最後に「刃を研ぐ」。スティーブン•R•コヴィーの『7つの習慣』における第7の習慣。「自己の成長とバランスを維持することの重要性」を示す概念。

こうみると、第7の習慣は「心•技•体」に「社会•情緒」を加えた概念にもみえます。人間関係を築き、感情を豊かにすること。社会生活において大切な家族や友人との時間、コミュニケーション。

2025年はこれらのバランス、今どこに向かっているのか、何が足りないかを考えながら過ごし、新しい道を作ろうと思います。

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