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【UTMB Day2】 Sightseeing in chamonix.


Aiguille du Midi(エギーユ デュ ミディ)

二日目は、1日目にできた仲間2人でミディへ。
天気も予報通り好転し、10時に予約していたものの9時に問題なく乗車できました。まだ寒くシャモニーで5℃くらい。上で氷点下という感じ。

ロープウェイ乗り場
エギーユ デュ ミディ3,842mへ

中継地点で、すでにこの迫力。ここからロープウェイで一気に山頂へ。

Aiguille du Midi山頂

そして、この景色!!
言葉を失うほどの衝撃。。。
厳冬期の日本アルプスも登りますが、全然違うものでした。サイズ感、標高、奥まで続く急峻な岩稜。
緑や花の美しい四季ある大好きな日本の山々が、決して色褪せることはないですが、まったく別ものという感じ。

「自分はまだ全然地球・世界の山々を知らないんだ」という衝撃。
世界の山をみたことがないので当たり前ですが、完全にノックアウトされた感じでした。
大袈裟ですが、「人生観を変える景色」でした。
そして、
「UTMBを走ったあとは、この感情は、さらにどう変化するんだろう」
という未知の心境への好奇心。
レースがとても楽しみになってきました。
ここでも仲間と「この旅を完結させるために絶対完走しないとね」という話をしていました。

遠くスイスの最高峰モンテローザ、マッターホルンも
Mont-blanc 4,810m
グランド・ジョラス Grandes Jorasses(4,208m)
展望台、chamonixの街と雲海
chamonixの街と雲海

そして、頂上の岩の中にあるお店でお土産と写真集を購入しました。
標高が高いので、階段などでは、少し空気が薄い感覚がありました。

妻と娘へのお土産

Montenvers Mer de Glace(モンタンヴェール鉄道 - メール ド グラス氷河)

展望台を終え、chamonixの街でBigなハンバーガーを食べ、次の目的地へ。
ハンバーガーを食べているときTDSの選手たちがゴールしていました。選手が通ると街中の人が拍手で迎え、その健闘を称えていました。
UTMBやトレイルランニングが街に根付いていて、文化のひとつになっているような姿でした。

シャモニーから登山列車に乗り、モンタンヴェール展望台へ。
400段の階段を下り、氷河の洞窟へ。きれいな水色の世界へ。展望台からの景色はエギーユ デュ ミディの後だったので、衝撃はそれほどありませんでしたが、数百年前の氷河の中にいる感覚は新しい感覚。氷河のなかも観光地にしてしまう自然と人が調和した、アウトドア・アクティビティの街。

モンタンベール展望台からの景色
氷河へのトンネル
数百年前にできた氷河のなか

この日の観光でまた、chamonixが好きになりました。

エギーユ デュ ミディは、本当におすすめです。
人生観を変えるほどの景色。
Chamonixには、何本もロープウェイがあり、鉄道がありました。
誰でも見られる景色というのが驚きです。

気のせいかもしれませんが、街で携帯を見ている人はほとんどいませんでした。壮大な自然と調和し、アウトドア・アクティビティ、リアルな世界で人々が生きている街。

モンタンヴェール鉄道のホームで、フランス人の奥さんをもち、フランスに暮らしている日本人の方に声を掛けられ、鉄道を待つ間、お話をしました。
UTMBのレースのことは知らなかったようですが、たくさんの日本人がUTMBへ挑戦することを聞いて喜んでくれました。
「そんなレースに挑戦する日本人がたくさんいるなんて嬉しいです」
「フランスやスイスの方は楽しみ方が上手なんですよ」
シンプルなその言葉と小さい娘さんとの笑顔が、今も心に残っています。

自分のなかで、「世界が広がっていくような感覚」、そして、「わくわくする感覚」が生まれてきました。

いよいよ次の日はUTMB受付、その次の日夕方がスタート。


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