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1ヶ月休職後、退職して無職になった

メンクリ2回目の受診日
人生初の抗うつ薬を処方してもらった。
前回も勧められていたが、少し抵抗があり、休養のみで様子見していた。
体調が徐々に回復しつつある過程で、薬を服用することによって治りが早くなるという主治医の助言もあり、挑戦することにした。
(母親からの「抗うつ薬で太った」という耳タコ言葉と、手放せなくなって薬漬けになっている姿を見ていると、抵抗があるのは仕方がないと思う…)

次の受診日までの2週間、服用を続けた。

1週間が過ぎた頃、やたら眠たくなるようになった。
その期間中の日記には、ほぼ毎日「眠かった。ずっと寝ていた」と書かれていた。

日中寝てばかりで、夜に寝れなくなってしまった。

朝は必然的に早起きできなくなっていた。
二度寝は当たり前で、布団から出ても、リビングで目を瞑っているうちに寝てしまっていたり…

私はてっきり抗うつ薬を服用したことによる副作用だと思っていた。(調べても服用していた薬の副作用には眠気が出る場合があるとなっていた)

眠気のことを主治医に伝えると、「たまに副作用で出る人もいるね。だけど、この薬そんなに眠くなるようなものじゃないんだけどな〜」と言われた。
自分が ごく稀なケースに当たるようなタイプではないと勝手に思っているので、帰宅後ネットで調べてみた。

主治医には伝え忘れていたが、異常に生あくびが出ていた。

眠気を伴わないあくび、それは熱中症のサインでもあるとか…

家にこもってばかりいて、あまり気にしていなかったけれど、水分補給など疎かになっていたのでは?と思う。

結局、眠気が酷いのであれば薬は一旦ストップしましょうということになり、意識的に熱中症予防もしたおかげで、生あくびはなくなった。(どちらが原因だったかは不明なまま…)


実は、受診日の数日前に、退職届を提出していた。
それもあって、薬のストップと通院終了ということになった。

受診のきっかけであり、ストレスの主な要因の一つである仕事を辞めたこと、職探しができるまでに体調が回復したことで、通院する理由はなくなった。
「次回の診察日は決めず、このまま様子見でいきましょう。もし、また何か変わったことがあれば、いつでも受診してください」と主治医に言われた。


ただ、やっぱり、休職っていうのは難しい。
今回身をもって知った。

自分のSOSを受け入れて、一定期間休んで、回復して、果たしてそこから同じ職場に復帰できる人がどれくらいいるだろうか。(主治医は半々と言っていた)

長期間休んでしまった申し訳なさ、復職してもまた同じことを繰り返してしまうのではないかという不安、悪く思われてないかなという恐怖、、
あれこれ想像しているうちに、どうしても良い方向に考えることができなくなっていった。
「選択肢は多い方が良いから、まずは休職という形で進めていこう」という話だったが、休職期間一日一日を過ごしていくうちに、辞めたい気持ちは強くなっていった。

比較的条件の良いところに就職できて勿体無いとも思ったし、苦手で嫌いな面接をまた繰り返すのかと思ったら憂鬱にもなったけれど、私にはどうしても戻る勇気がなかった。


というわけで、1ヶ月の休職を経て退職し、無職になった。

ぼちぼち職探しを始めている。

自分の体調と相談しながら、働いていけそうな職場に出会えるといいなと切実に願うばかり。




🛋️


休職期間から始めたnoteの投稿が、こんなにも続くとは思ってもみなかった。
もともと、何かしていないと鬱の症状が酷くなりそうと思い、気晴らし程度に書いていたので…
今は無職だけれど、仕事を再開しても続けていきたいと思っている。
定期的に何かをするということをここまで続けられているのも驚きだし、やっぱり文章を書くのは楽しいなと再認識した。

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