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異様

■2024年(両親81歳) 

1/15 「旅立ちの会」続き(3)

終了後はお昼に予約しておいた近くの中華料理屋さんに向かい、皆で献杯、会食をする。
ここでも娘たちがキャッキャとあそびうたを披露してくれたりと、場が和む。

14:00 帰りに別荘に寄る。

母、宿泊室で眠っていた。
母の枕元に父の写真を添える。

呼びかけるも、母は一向に目を開こうとしない。
せっかく皆来ているのだから、何とか起きて言葉を発してほしいもの。

姉が母の頬に触れ、グイッと母の口を開けようとすると、母は顔をしかめて抵抗。
それでも頑なに目を閉じ、起きようとせず。
大きないびきまでかき始める。

母の妹と旦那さんのお義母さんは苦笑いしつつも、母のあまりの起きなささに驚きを隠せない表情をしている。

わたしはすっかり慣れてしまったが、確かにこれだけ揺り起こそうとしても起きないって、異様だ。

結局母とは会話できず仕舞い。

仕方なく諦めて皆で引き揚げる。

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