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momoro66
栄養ドリンクの導入
■2024年(両親81歳)
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単身で訪問 10:30頃 続き(1)
仕方なく、スタッフさんがベッドに腰掛けている母の両手をぐいっと引っ張り上げ、両手をつないだまま歩きながら食堂まで誘導する。
母、何とか歩いているが、最近は以前のようにウロウロと自ら歩き回っていない様子。
どんどんと無気力になってきているように思う。
食堂の椅子に腰掛け、わたしも横に座る。
母はボーッっとしていて反応がない。
母の前にカップが置かれている。
くすんだクリーム色で、少しドロッとしたバナナジュースのような液体が注がれている。
これは何だろうか?
スタッフ「淳子さん、起きた? これね、頑張って飲まないと。飲んでくださいね。」
スタッフさんより、これは高カロリーの栄養ドリンクだと教わる。
このところ母の食事摂取にムラがあり、食べない時はほとんと食べないこともあるそう。
一昨日の往診の際、医師の判断でこの栄養ドリンクが導入されることになったらしい。
1本(180ml)で約300キロカロリー摂取できるそうで、これを1日一本飲むようにとのこと。