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もしも、もしも…

■2024年(両親81歳)

1/1 父 入院4日目 
元旦に危篤 続き(11)

7:00 
父、口を大きく開けたまま目を開き、喉からか? 鼻からなのか? いびきのようなゴロゴロとした呼吸音が聞こえてくる。

目を開き、パチパチと瞬きする。

ここからしばらく目を開けたまま。

握っている手には強い力が込められている。

7:22 
モニターのアラーム音また鳴る。

酸素飽和度82% 脈拍62bpm

7:26

父、なにか呟くなかで、「尚子か」と言った気がする!!

酸素飽和度80%まで落ちる。

とにかく苦しそうな表情で、わたしは、このままもしも、もしも… と考えてしまい、ついに涙が出ている。

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