確定申告ノート
■2024年(両親81歳)
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別荘にかかる支払い口座を父から母に変更依頼の連絡をする(別荘家賃、福祉用具、往診、訪問歯科、処方箋薬局)。
父の確定申告に着手する。
振り返ると、2020年からわたしが肩代わりするようになっている。
それまでは毎年母がきっちりと行っていたのだが、ちょっと怪しくなってきたかなというところで、こちらが本腰を入れてやり方を教わっておいた。
このまま分からなくなってしまってはまずいと危機感を覚えたのだ。
それ以降、母はめっきり手を付けなくなった。
実家に帰った時に、いつまでもリビングの出窓に未開封の確定申告の封筒が置かれたままになっているのを見兼ね、わたしがやろうかと言うと、「本当に!? お願い! ありがとう!!」と、ものすごくほっとしていた。
恐らく自分でもやり方が曖昧になり、自信がなくなってきていたのだと思う。
母の「確定申告ノート」を頼りに引き継いできたこの作業もついに最後か。
嬉しいような淋しいような。