私とコーチング―コーチングとの出会い―
こんにちは。私の記事に興味を持っていただきありがとうございます。
私は、2023年から本格的にコーチングについて学びはじめ、コーチとして本格的に活動したいと思っています。
そこで、私のことを知ってもらうべく、ここに至るまでの経緯やコーチとしての思いを記事としてまとめようと思います。
夜明け前
もともと私は、とある教育機関で若者たちの自立・自律を支える対人援助職に10年以上携わっており、虐待や不登校などつらい経験をしてきた子や人を傷つけ大きな重荷を背負った子など様々な子どもが私の仕事場には訪れます。
彼らは、怒り、悲しみ、不安、恐怖など様々な心の声を吐露します。
その中で、彼ら自身も気がついていない長所や短所を整理し、長所は伸ばし、短所はできるだけ短所でなくなるよう、話を聴き、アドバイスをします。
中には周囲の大人に対して不信感がある子も多く、彼らの乾ききった心に再び水を注ぎ、消えてしまった心のともしびに再び小さな火をくべることを使命と思っています。
そして、私が携わった彼らは、家族や友人、自身の生い立ちなど彼ら自身が歩んできた環境や自分自身の内面と向き合いました。
何度も飛ぶ練習をしていたヒナがある時体をふっと浮かべ、羽ばたくように、彼らも巣立っていきますが、私との対話、私の投げた言葉、私との出会いで、何かを掴んでくれるのなら嬉しいなと思っています。
夜明け
また、10年以上今の組織に所属していますので、部署異動もあり、子どもたちと時間をともにする以外の仕事にも多く携わりました。
人事では子どもたちというクライアントでなく、一緒に働く組織のメンバーをクライアントに働きやすい職場づくりや風通しのよい環境づくりなど中間管理職としてのマネジメント業務も経験しました。
そうして経験値を積み上げる中で、「子どもたちのために」という私の思いは、「同僚などメンバーのために」という思いにも広がりを見せ始めました。
そんな中、ふとこれまでのキャリアを振り返り、自分の経験値、スキルを棚卸しした時に、職場という限定的な空間では、単なるタスクであった私の仕事や名前のつけ難かった私の思いは、"職場"の限定を取っ払って見てみると「コーチング」というスキルであり、名前のつけ難かった私の思いは広い意味で「コーチングマインド」として、対人援助を担うものとしての柱であることに気が付きました。
―私はすでにプロのコーチとして活動していたんだ。
その自覚が生まれた時、私のこころにひとつ、新たな思いが浮かびました。
つまり、社会の中で、心が枯れてしまった人の心には水を注ぎ、希望の火が消えてしまいそうな人の心には火をくべ、一人で進めなくなっている人の心には明かりを灯す。
そうして、誰かの心を整え、人生を支えたいと思うようになりました。
挑戦・挫折・迷い・後悔・怖れなど誰かの“生きていく”のプラスのきっかけになりたいと思うようになりました。
こうして、2023年4月にThe Coach Academyというコーチングスクールでコーチングについて学び、現在は、コーチングの沼にハマって、よりよいコーチングセッションをできるようにトレーニング中です。
今の時点での、自分が見えている範囲、潜れる深さでの私とコーチングの関係については以上になります。
これからも「自分」という海には潜り続けたいと思いますので、新たな気づきがありましたら自己紹介も更新していくことにします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。