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「ハンナ・アーレント 屹立する思考の全貌」(森分大輔著、ちくま新書)
読了日: 2024/2/29
ハンナ・アーレント(本書表記に倣う。ちくま学芸文庫では"ハンナ・アレント"表記です)の著作は『人間の条件』だけ読んだことがあるのですが、なかなか難解で大いに時間を要しました。2019発刊の本書を書店で見つけて手に取りました。
アーレント解説本は他にもあるでしょうが、本書は全体主義への理解、批判をベースとしてアレント作品の『アウグスティヌスの愛の概念』、『ラーエル・ファルンハーゲン』、『全体主義の起原』、『人間の条件』、『革命について』、『エルサレムのアイヒマン』、『精神の生活』を取り上げます。アーレントの思想概要が少しわかったような気がします。
『精神の生活』を読んでみたいと思いネット検索しましたが、¥7,840(×上下巻)…。いずれ図書館で探してみよう。