「ウインナーパン」と「秘密の大明神」
6才になった我が子は、
一丁前に癇癪を起こすようになりました。
「もう!なんでママもパパもわかってくれないの!!もう、いやッ!!」
的な感じですね。それから顔を覆って小さくなり、しくしく泣いています。
そんな彼女に対して、僕らは務めて冷静に「大丈夫。こっちの世界に戻っておいで。」と手を差し伸べます。
いつもは大体それで機嫌をなおすのですが、この日は一筋縄ではいかない「こんがらがり」だったようです。機嫌をなおさない。誰に似たのか頑固モノ。
僕は一計を案じ、彼女を散歩に誘うことにしました。近所にある、小さなお稲荷さんです。あんまりにひっそりした佇まいなので「秘密の大明神」と呼んでいます。
そこで呪文を唱えれば心のモヤモヤなんか、びゃーッとなくなるよ。おいで、と。
涙の参拝。お社の前で二礼二拍手。思いつきの呪文を復唱させます。
僕『アングリーしてごめんなさい』
子『シクシク、ア、アングリー、してごめんなざい』
僕『ハッピーで過ごします』
子『シクシク、ううッ、ハッピーで、過ごしまずぅ』
僕『、、、アイラブューオーケー』
子『ア、アイラブューオーケー』
一礼。
効果はテキメン。神様仏様矢沢様。
彼女はいつものペースを取り戻し、帰り道には楽しそうにスキップしていました。
でも、お稲荷さんにとっては訳のわからない親子だったことでしょう。(なぜ矢沢さんテイストに寄っていったのか、僕にも訳はわからない。)
お稲荷さん、ありがとうございました。またお参りいたします。
さて、与太話もほどほどに。
本日のトップ写真は『ウインナーパン』です。
パン屋さんで見かけると、どうしても気になっちゃうんですよね。クマムシに似てる。またはビバンダム。
わがままを言わせてもらえるなら、棒付きのやつが好ましい。それを家のトースターで温めて食べるのですが、棒まで焼けてしまうので指をやけどします。それでも棒が欲しい。屋台感、祭り感。棒のロマン。
これをタバスコや、マスタードで大人の味付けにし、付け合わせにザワークラウト(漬物なら何でもよろしい。)を添えれば日曜日のビール対策は磐石です。
どうやらオリンピックが終わるようです。何の因果か与太話は今日が150話目。区切りの日とみてnoteの名前をカタカナに変えてみました。
まだ、どっちが良いか悩んでいるので、
漢字に戻るかもしれませんけれど。
それでは、また明日。