「恐怖の体重計」と「焼酎の炭酸割り」
さあ、今日こそ体重計に乗るぞ。
清水の舞台から飛び降りるような気分で、つま先からそおっ…と、量りの上に片足を乗せました。瞬間。走馬灯のように年末年始の思い出が脳裏を駆け巡ります。
飲んで、食べて、飲んで、寝て、飲んで、食べて、寝て、飲んで、寝ながら飲んで、食べながら寝て……
大いなる悔恨。
ああ、わたしはなんということをしてしまったのだろう。自分が恐ろしい。しかし、こんな仕打ちはあんまりじゃないか。自業自得。そんなことはわかってる。重々わかっている。ん、重々…?はああ、怖い。怖すぎる。こんなことなら体重計に乗るために事前にダイエットをするべきだった。あああ。
しかし、いつまでも洗面所で全裸のおじさんがひざが震わしているわけにはいかない。勇気を振り絞れ。にげちゃだめだ。にげちゃ、だめだっ。
両足を乗せ、目を開けると……
74kgでした。(平時70kg)
明日からジョギング再開したいと思います。
さて、与太話もほどほどに。
トップの写真は「芋焼酎の炭酸割り」です。
本格焼酎(芋、麦、米など)といえば、オンザロック、水割り、お湯割りで飲むものだと相場が決まっていたのですが、ここ五年くらいは新たな選択肢が加わりましたよね。
そう、炭酸割りです。
もとは焼酎を作る蔵元の人たちが、今までにない新しい焼酎の飲み方を模索する中で生まれた飲み方だったそうですが、いよいよ一般の飲み助さんたちの間にも浸透してきましたね。お店では「焼酎ソーダ」「焼酎ハイボール」という名前でもよく見かけるようになりました。
昔の芋焼酎といえば、お芋の香りが強烈でガツンと飲みたい派の人々の専売特許のイメージがありました。しかし昨今では時代のニーズの変化に応えるかたちで蔵元さん達は華やかですっきりとしたモダンな飲み口の銘柄を世に送り出しています。
これらを炭酸割りにするとすこぶる調子が良いのです。シュァーっと立ち上がる華やかな香り、クリアな飲み応え、のどをかけ落ちるシャープなあと口。なんと気持ちが良い飲み物なのか。
これも紅芋や紫芋や白いさつまいもなど、原料に工夫を凝らしたり、お芋自体を熟成させたり、香り高くもろみを発酵させる酵母の選定、造りの工程の見直しなど、蔵元さんたちが試行錯誤を繰り返してくださった賜物です。ありがたや。ちなみにトップの写真では「大和桜」という銘柄を使用しています。大おすすめ。
何しろ「糖質ゼロ」というのが嬉しい限りですね。
きょうもお読みいただきまして、
ありがとうございます。
それでは、また明日。