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最近、しゃべる声が妙にキンキンするのはなぜ?
この数年、テレビやラジオを聴いていると妙に落ち着かなくなります。
気のせいか、あるいは加齢のせいかと思っていましたら、ある日曜日あさ
のラジオで美輪明宏さんが、明快に言っていました。
「最近のアナウンサーやコメンテーターの声がキンキンうるさい」と
我が意をえたりです。私だけじゃなかったんだと。
そうなんです。声をよく聞いていると、緊張したり、興奮してくると、
または強調したい場面になると声が裏返り、オクターブ上がってかん高い
声になるんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1720706063102-sZuWvk8Uoq.png?width=1200)
これが「キンキン声」の正体です。
経験を積んだアナウンサーでも、よくあります。
一番酷かったのが、ある電気量販店の店員さんでした。
話す声の9割が裏返った声でした。
非常に不愉快なので、早々に話を切り上げ帰りました。
喋るのが商売の人は、一度自分の声を録音して聞いてみて欲しいですね。
相手にどう聞こえているかというのは、アナウンサーにとってはとても
重要なはずです。
ある朝のラジオでも、どこかの大学准教授が裏返りっぱなしの声で、
何かの政治評論をしていました。
気分が悪くなるので、すぐに他の番組に変えましたが・・・・。
政治の批判をするより、自分の声を振り返って欲しいものです。
声が裏返らない代表は、フリーアナウンサーの遠藤泰子さん、NHKの
チコちゃんで登場する森田美由紀さんです。安心して聞いていられます。
客商売ではよく笑顔を作るために鏡を見て笑顔を作る練習をする、という
話をよく聞きます。
鏡ではありませんが、録音機で自分の声もよく聞いて確認して欲しい
ものです。