営業マンを落とすテクニックとは? その2
今回は、「営業マンを落とすテクニックとは?」その2です。
2002年ころのことです。その前10年くらいは、都心の便利なところに
転居(マスオさん状態ですが。。)したせいで、車からは遠ざかって
いましたが、50歳近くになりそれまではほぼ毎日終電状態で、
仕事を頑張ってきて、ある程度の仕事の達成感もありましたから、
これからは車を買って、少しは遊んでもいいのではないかと思う
ようになりました。
それまで2つの部門で働いてきましたが、自慢ではありませんが
両方とも日本で業界トップシェアを取りました。(この話はいずれします)
近所に車を持っている友人がいたので、ランチこみで1万円出すから
会社のショールームをいくつか案内して欲しいと頼みましたら、
車好きの彼のこと(でもなぜか三菱RVRというマイナーな車の所有者です)一発OKで外車ディーラー中心に、Jaguar、VW、Audi、ヤナセ、BMWなど
を回りました。
今はないようですが田町に輸入車ショールームがあり、そこでビートルやアメ車などいろいろな外車を見ました。
そこで一目惚れしてしまったのが、メルセデスベンツCLKで、いわゆるエレガントクーペという、私にはぴったりの?デザインの車でした。
それまではスカイライン2000GT(直6)、ホンダアコード(CVCC初期型)、カムリ、ダイハツミラターボ、カリーナ、など国産車ばかり乗ってきて
いましたから外車の経験はありませんでした。
ドアの質感(ばふっという密閉感のある音)、シートのすばらしさ(夏でも座っていて背中に汗をかきませんし、腰も痛くならなそう・・・)、
ボディーの精度もさすがドイツ車で、すっかり欲しくなりました。
なにより、その流れるようなボディーデザインに惚れました。
サイドウインドウはピラーがなく、後ろのウインドウもほぼ開き、
コンバーチブルのような全開の雰囲気が味わえ、シートベルトは
2ドアなのでドアが長く後ろに手が届かないので、後ろからスーッ手の
届くところに出てくる設計です。(これが憎いんです!)
が、問題は価格、約650万円です。
国産車ならトヨタクラウンの最上級クラスが買える値段です。
保険や税金を入れると700万円ほどになります。
さて、うちのお金に関しては全権を握る財務大臣はどういう
反応をするのか?
想像するに簡単です。「ダメよ、こんな高いの!」でしょう。
彼女も車は欲しいと思っていましたから、まずはショールームに連れ
出そう作戦を取りました。
長くなりそうなので、続きは次回にします。
「奥さんがトイレに行っている間に・・・」