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【探究】キャリアを評価する?

探究という教科が授業に入れば、当然通知表に成績が載ることになります。
そこで疑問が1つ。
人が考える、探究をしている行為に対しての評価とは何なんだろう。そんなことを今日は考えてみたいと思います。

探究活動における評価とは?

探究学習においては、学生自身が問題を解決することを重視するので、評価は通常のような模擬テストやレポートなどではなく、学生の課題解決能力やプロセスの評価が重要です。学生が自分自身で問題を探究し、解決策を導き出す過程を見ることが大切です。

また、探究学習においては、学生のコミュニケーション能力やグループワーク能力も評価対象となります。学生が他のメンバーと協力し、共同で問題を解決することが大切であり、この能力も評価することが必要です。

実際に起きた違和感

高校所属の生徒と話していた際に、
『1年生の時に探究の授業で何をしたら良いか分からなくてボーっとしてた』という生徒に遭遇しました。
確かに私が高校生の時に、自分のキャリアを自分で探究してごらん。なんて言われても何も出来なかったかも。
しかもその生徒は探究の評価があまり良く無かったようです。尚更嫌いになるかもしれません。

自分の事を自分の為に考える。その行為に対しての評価となると、もはや教員の指示に従う良い生徒かどうかを評価しているだけでは無いかと感じました。

相対評価では無く、絶対評価が重視される中で他の生徒と比べてボーッとしてるという理由での低評価。これで良いのだろうか。

ボッーとしてる風に見えて、脳内では人工知能のようにフル回転しているのかもしれません。。

時が経ち価値が見えるもの

この生徒は高校2年生になった現在、
1年生の時に時間を無駄にしていた。だからこそ今を大切にしたいと話してくれました。

ということは、高校1年生の時に無駄にしたから現在頑張っているとも考えられます。
無駄は無駄では無かったということです。
そんな気づきが彼にはありました。、

物事の大切さは、時が経ってから気がつくということもあります。失ってから気付く的な。

未来を評価する事は出来ない

先程述べた通り、今の無駄が価値あるものかどうかは分かりません。
だからこそ目に見えない創造の部分を評価するのはかなり難しい。

未来の自分の為に活動しているかどうか。
本人のみが知る本人の脳内を評価するのはかなり苦しみます。

学期ごとの成績をいかにしてつけるか。
もはや、つけないのか。
そんな事を日々考えています。

皆さんはどう思いますか?

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