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チャーリーさんがアメリカンバスでやってきた! フューチャリング・スイタ氏

アメリカンバスにボードゲームを詰め込んで、チャーリーさんがやってきました!

お話しいただいた内容と、イベントの様子をご報告します


チャーリーさんとは

チャーリーさんは元文科省の職員で、留学に関するイベントをたくさん手掛けられていた方です
文科省以前は高校で教鞭を取られ、
授業にボードゲームを取り入れて、クラスの学力アップや行動の安定化に繋げられていたそうです

午前中は授業にボードゲームを取り入れる方法と選定したゲームをお話しいただきました

授業で使うボードゲームの選び方

ボードゲームを授業で使うとしても、どのようにボードゲームを選んでいたのか伺いました

ボードゲームを選ぶ基準をいくつか伺いましたが、ポイントの一つに生徒たち同士の距離感があるそうです

例えば、クラスが決まって間もなく、お互いのことをよく知らない時期だと
自己開示をしやすい「ベストフレンド」

少しお互いを分かってきた時なら、より親密性が増すように、ゲーム中に目が合う「コヨーテ」

全員が打ち解けて、進級間近の時期になると、だましや競争要素がある「チャオチャオ」

段階を踏んでコミュニケーションの質を高めていけるようにボードゲーム選びを計算されていました

講義の様子

高校球児と文学少女が会話するエモさ

ボードゲームの授業はだいたい六人一組くらいでランダムに組み合わせていたそうです
そうすると、体育会系の高校球児と言葉を発しない文学少女が同じグループになってしまうことがあります

そうそう会話を交わすことが無い組み合わせです
3年間同じクラスでも、会話どころか目も合わせないかもしれません

ところがボードゲームを使った授業だと、こんな二人でも会話せざるを得ません

初めはぎこちなく会話を始めますが、ゲームを介して少しづつ会話が増え、回数を重ねるたびに共通点が見つかり新しい会話が生まれます

1年も経つと自然に会話ができるようになっているそうです

ボードゲームの授業が無かったら、3年間会話をすることは恐らくなかったであろう高校球児と文学少女が普通に話をする光景って、エモさを感じます

保護者は反対しなかったのか?

ボードゲームを授業に用いることを反対する人(保護者)はいなかったのでしょうか?

ボードゲームを授業に使うと話すと、大抵反対する大人が現れるものですが、チャーリーさんの授業を反対する人は居なかったそうです

なぜならほとんどの生徒の成績が上がり、生活態度も落ち着いたからだそうです

なぜ成績が上がったのかを尋ねると、授業で遊んでいるが、その後に学級通信などを使って考えさせる仕掛けがあったり、ゲームの授業を続けるために成績を上げることを離したりしたそうです

ボードゲームの授業を続けたいがため勉強する生徒もおり、勉強したらそれなりに成績が上がる

成績が上がれば止める人はいない

ボードゲームを授業に生かした、貴重な実体験をお話しいただきました

午後はスイタ氏もやってきた

午後はチャーリーさんが紹介されたゲームで遊ぶ会

チャーリーさんは「ニュースの時間です」で子ども相手に豆もやしで笑いを取り、ドヤ顔を決めてくれました 笑

相手の気持ちをみんなで当てるゲーム「ソノトキボクハ」作者のスイタ氏も来場し、ゲームの解説を交えて紹介いただきました

右端の若者がスイタ氏

初めて会ったご来場の方々同士で、相手の楽しいこと、嬉しかったこと、悲しかったことなどなどを話されていました

PTAの大変なお話しも聞けたらしいです 笑
相手から思いがけない話題が出てくるのも、ソノトキボクハの面白いところ

子どもたちと色んなゲームで遊んでみた

大人たちが「ソノトキボクハ」で盛り上がっている間、私と子どもたちとは、普段できないいろんなゲームで遊びました!

普段のボドツナ会には無くて、目を引くゲームがいっぱいあったので、いつもと違うゲームでたくさん遊べましたよ♪

まとめ

チャーリーさんのボードゲームを用いた授業は、英語の授業(英文作成など)に応用したものと、コミュニケーションに重点を置いた内容でした

学校と言う閉鎖された空間で、クラスメートは自分が知らない世界を知っている大切な存在です

ボードゲーム授業でのコミュニケーションを通して、相手のことを知ることが、自分の世界を広げていく手段になるように感じました

私が関わっている子供たちは、日に日に大きくなっていきます

この子供たちがボードゲームを楽しみながら、相手のことやみんなでゲームを囲んでいるコミュニケーション空間から、自分の知らない世界を感じ取れる場所を作っていきたいと感じました

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