やりたいことが見つからない。
何をやっても中途半端中学生の頃は成績もまあまあ良くて、テストの点数はクラスでだいたい10位以内に入っていた。
当時から自己主張をあまりしない私は、特に行きたい高校もなく担任に進められた学校に推薦入学することになった。
新学期、軟式テニス部に入部した。中学校で吹奏楽部だった私は体育系の部活に憧れた。
しかし、ほとんど運動習慣のなかった私には想像以上に練習が辛かった。練習中、大きな声を出さなければならず、毎日、帰宅時間も遅かった。当時、家計が苦しかったこともあり、母にも反対さ